ググッても情報が出てきませんので、書きます。

2016年のノルウェーのししゃも(カラフトししゃも)漁が禁漁になるようです。

資源悪化を受け、ロシアとノルウェーが禁漁で合意したそうです。

え?なぜロシアが出てくるの?

そのあたりの事情を説明します。

ししゃもの獲れるバレンツ海はロシアの利権が絡む

ロシアとノルウェー、北極に囲まれた海がバレンツ海です。

そのバレンツ海で穫れるししゃも。

でもロシア産のししゃもなんて聞いたことがありません。

獲れるんでしょうけども。

ロシアはからふとししゃもの漁獲はあまりしていないようです。

ロシアのかたはあまりししゃもは食べないようです。

ニーズがないんでしょうね。


ただ、からふとししゃもは真だら(真鱈)などの重要な餌とのこと。

ロシアとしても真だらの餌が減っては困る、との判断なのですね。

だからロシアとしてはカラフトシシャモの漁に口を出す必要があるのですね。

そんなことで、2016年の北欧におけるししゃもの漁獲はアイスランドのみになりました。。


ちなみに日本で安価で“子持ちししゃも”として出回っているのはノルウェー、カナダ、アイスランドなどで獲れるこの「からふとししゃも」です。

厳密には本来の「ししゃも」ではありません。
カラフトシシャモはカペリン、ケープリン(capelin)
というのが英語での本名でししゃもと同じキュウリウオ科の仲間です。

しかし穫れなくなった本ししゃもの代替え品として30年位前より主に「子持ちししゃも」の名称で販売されてきました。で、すっかりこちらが「ししゃも」として定着しましたね。

このように本家のししゃもを「本ししゃも」と改名させるほどに市民権を得たカラフトししゃも。

もう「ししゃも」として販売していても誰も文句を言いません。


そんなカラフトシシャモの主要産地の一つであるノルウェーが来年から禁漁に入ります。


そういえば数年前にもノルウェーのししゃもは禁漁になっています。

ノルウェーは資源量が減ってくると有無を言わさず禁漁の措置を取ります。

すごい政治力です。

持続可能な漁業を目指しているんですね。

目先の利益じゃなくて、将来も継続していきたい、と考えているようです。

当然といったら当然ですが。

でも日本じゃできないだろうなあ