自分の実家ではおばあちゃんが冬になるとスケソウダラの味噌汁を作ってくれました。
頭から内臓、しっぽまでみんな一つの鍋に入ったタラ汁はとても美味しく、骨もしゃぶって食べたものです。

目玉もしゃぶって周りのゼラチン質も食べるし、内臓についている寄生虫も、そうとは知らずに食べていました。

昔は釣りだらを強調するためか、釣りだらを装ってか、口の中に釣り針が入っていました。
子供のころ、タラの頭を食べていて釣り針が出てくると興奮して親に報告していました。

楽しかったなあ。

今なら「異物混入」として問題になりますね。特に釣り針は危険なので大きな問題になります。

神経質な時代になったものです。
楽しかったですよ、昔の方が。

また食べたいなあ。そういう豪快な味噌汁を。

そういえはおばあちゃんはタラの切り身を一旦味噌で漬けて、それから味噌汁をつくっていました。
そうしたほうが身が締まっておいしいとのことでした。

<新潟とスケソウダラ>
昔は日本海沿岸、富山から新潟にかけてスケソウダラが大量に獲れていたそうです。
それゆえ今でも冬にタラ汁を食べる習慣があるんですね。
いまはほとんど獲れなくなって、三陸方面からの入荷になっています。