チリ銀の委託販売について
委託販売とは日本側が在庫せずチリから委託を受けて手数料をもらって販売するということです。
なので在庫はチリもの。価格はチリの言いなりになってしまいます。
しかしなんといってもと在庫リスクがない。
何年か前に日本は自分の在庫として買ったものを相場の 下落により大損をしたということがありました。
それ以来自分たちで在庫せず儲からないけども チリの委託窓口として販売しているわけです。
ただし 三菱商事は違います。
彼らは自分達で養殖生産しているので 在庫はそのまま自分たちのリスクです。
だから在庫が多い今なんかは何がなんでも販売して現金化しようと しています。
しかし その他の商社は自分の腹は痛まない。 価格下落についていけるわけです。
チリからマージをもらって販売してるだけなので。
今のように、チリからしたら日本しか販売先がない。こんなときは作りすぎると価格は日本の言いなりです。
現地の生産コストが650円位と言われているのに500円台の日本の販売価格。
逆ざや コスト割れです。