長野や新潟で愛されるビタミンちくわをご存知ですか?驚きの食べ方などをご紹介します。

こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。

ビタミンちくわをご存知ですか?

練り物メーカー何社かが同名のちくわを製造しています。

長野県や新潟県上越市のソウルフードとも言えるビタミンちくわとは?

長野県や新潟県上越地域で人気のビタミンちくわとは、以下のものです。

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これがビタミンちくわです。

長野や新潟県の一部で「ちくわ」と言えばこれ。

ご当地ではソウルフードとなっています。

ビタミンちくわの由来・歴史

戦後のビタミン不足の時代に、石川県の練り製品メーカーである「スギヨ」さんは商品価値の低いサメの肝油にビタミンが含まれていることに注目。

サメの肝油をちくわに練り込み、売り出したことがビタミンちくわの名前の始まりとのことです。

参照記事

https://www.sugiyo.co.jp/special/story/vitachiku.php

ビタミンちくわを製造しているメーカーは?

今現在この名前で生産している練り製品メーカーは

  • スギヨ(石川県)
  • 紀文(関東)

この2社です。

以前もう一社あったのですが、止めてしまいました。

もしかしたら他にもあるかもしれません。

スギヨといえば石川県にある、練り物メーカーです。

大相撲のスポンサーで有名ですね。

紀文はご存知大手の練り物メーカーです。

なぜビタミンちくわは長野と新潟のソウルフードになったのか?

その昔。今ほど流通の良くなかった時代。
長野県では水産物は貴重なものでした。

塩漬けされたちくわが、新潟県の現在の上越市・直江津に水揚げされ、陸路で長野県に運ばれたそうです。

貴重なたんぱく源となっていたんですね。

ビタミンちくわの穴に塩を入れるセット販売で大ヒット!

このちくわの穴に保存と実益を兼ねて塩を詰めて長野県に販売したのでした。

これが大ヒット!

長野県では塩が貴重だったのです。セット販売というか、なかなかセンスの良い売り方ですよね!

また塩によって保存効果もあるし塩分補給も出来る、ちくわは売れる、と一石二鳥ですね!

これが長野県では大変喜ばれ、今でも長野県で単に「ちくわ」と言えばこのビタミンちくわのことを指します。

ちなみに長野県へ行く途中、新潟県の上越地方を通っていたせいか当地でもビタミンちくわの消費が盛んです。

ご当地のビタミンちくわの驚きの食べ方とは?

ビタミンちくわは基本は煮炊き用のちくわです。

生で食べる!

でもご当地ではそのまま生で食べることも多いです。

町内会の寄り合いなどでは日本酒を湯呑茶碗に注ぎ、ビタミンちくわをそのままかじりながら話し合う、ということが今でも行われています。

他の地域の方はビタミンちくわに生でかじりつくなんて!と驚きます。

たい焼きにビタミンちくわ!?

長野県のたい焼き屋さんで見つけたのはこちら。

ビタミンちくわのたい焼き!

えー?どんな味なのでしょう…

今回は試す勇気がありませんでした。

次回こそは!

ビタミンちくわの栄養

ちくわ一本で成人が一日に必要なビタミンAの64%を摂取できるそうです。

ということは、一袋2本入りを食べれば、一日分のビタミンAが摂取出来ますね!

ちなみにビタミンAは粘膜を保護したり、視力を正常にしてくれるそうですよ。

長野や新潟で愛されるビタミンちくわをご存知ですか?驚きの食べ方などまとめ

というわけでビタミンちくわについてみてきました。

まとめると

  1. ビタミンちくわはビタミン入りのちくわ
  2. ビタミンちくわの名前は戦後から
  3. スギヨと紀文が製造
  4. 穴に塩を入れて大ヒット!
  5. 生でそのまま食べる
  6. ビタミンちくわのたい焼きも!
  7. ビタミンちくわはビタミンAが豊富

ということでした。

ご参考になさってくださいね!