8月前半に水揚げされる鮭。
白鮭なのですが、時しらず(ときしらず・時ざけ)です。
なのに流通時は「秋鮭」
9月以降の秋鮭のシーズンに出回る鮭にはわざわざ「秋鮭」などと書いてありません。
自分はこれが疑問だったのです。
時しらずは秋鮭と生物学上同じ種類になります。
例えていえば、下品ですが日本人と韓国人のような違いです。
出生地が違うだけです。
時しらずはアムール川水系といわれているところの故郷へ帰る途中
その時に水揚げされるわけですね。
種類は同じでも漁獲される時期によって時しらず、
それは漁獲する人間の解釈によるものです。
現代では獲れる時期というよりも成熟する前の若い鮭、
で、お盆前に定置網で漁獲される白鮭はなぜわざわざ「秋鮭」
これは母川主義という考え方が絡んでいる、
「時しらずはロシアの川に帰ってくるべき魚。
今は留学中でアメリカに住んでいるけど、
で、
なのでわざわざ「これは秋鮭です!」
どうも日本は交渉が下手で「赤い商人」
最近ではプーチンさんは「大陸棚主義」と言っています。
つまりロシア領土から広がる大陸棚はロシアの経済水域ということ
うーん、拡大解釈。
がんばれ日本!
今日は時しらずをわざわざ「秋鮭」