真だらってご存知ですか?
たら、のことですね。
近い種類の「スケソウダラ」も日本人になじみの深い魚です。
スケソウダラのほうがなじみが深いせいか、
ます。
スケソウダラの卵が一般的にスーパーにならんでいる「たらこ」
真だらの卵、「真だらの子」はあえて「真」が付いています。
販売されている地域は日本海側が主です。
ですので、
こちらは大きくて、主に煮付けなどで食べられています。
色も黒かったり、赤かったりまちまちです。
これを塩漬け・冷凍にして保管し、流通させています。
煮付けにしたり、昆布と和えて煮たりして食べます。
一方、身のほうは主に鍋に入れて食べます。
フライにも使うことがありますが固くなります。
焼き魚も固くなりがち。
すきみたらと呼ばれる、真だらを開いて塩漬けにして、干したものもあります。
これは塩抜きして、野菜などと炊き合わせたり、炙って酒のつまみにしたり。
とてもしょっぱい食べ物です。
なので鍋や煮付けがおすすめです。
スケソウダラの「たらこ」と違い、
この真だら、日本の近海でも獲れるのですが、
三陸方面、北海道方面が主要な産地です。
外国だとアメリカの量が多いです。
しかし近年、漁獲量が減っております。
例年12万tの水揚げがあるアラスカですが、昨年は4万t。
今年もそのくらいで終わるのではないか、と言われています。
そのせいで価格も上昇しています。
今年の鍋材料は鮭といい、帆立といい、たらといい、