うなぎ、再び価格上昇

2015年1月~4月の輸入統計(累計・平均)を見ますと

うなぎの稚魚(赤ちゃん)がkg単価で168.7万円(!)となっております。
一匹0.1gとして一匹160円。

これに餌を食べさせ、温度を管理して、何割かが死んで、

蒲焼にする過程で頭を落として中骨を取って、焼くことによって水分が蒸発し・・・
と考えていくと歩留まりがどのくらいなのか、分からないレベルです。

そこに手間賃なども乗っかってくるので。
単純に考えると昨年の稚魚の価格が平均80万円くらいだったので倍くらいにはなって
いるわけです。

ちなみに一昨年は1kg250万円くらいしたのでそれから見ればまだましですが。

蒲焼になった冷凍のうなぎが流通していますが、じりじりと価格が上がっておりま
す。

ただ、
大手のスーパーマーケットは3月から4月くらいの価格がまだ上がる前に売約済
だそうで、今年の土用の丑の日で価格が昨年より大幅に上がることはあまりないと考
えています。


【WWFレッドリスト】
フランスでとれるうなぎの稚魚がWWFのレッドリストに載りました。
これを受け、一部報道ではフランス原産のうなぎを販売しているスーパーは違法のよ
うな書き方がされました。
WWFは民間団体です。民間団体なので法的な拘束力はありません。

もちろん倫理的な問題はあります。ある程度信用のある団体ですし。

ただ、ワシントン条約のような国と国の条約とは違うのです。
僕がたとえば「牛を食べるのはかわいそうだからやめましょう。」と言っているのと
さほど変わりはありません。
信用度の点では大きく違いますし、うなぎが絶滅しそうという証拠もたくさんありま
す。
それでも民間団体は誰か少数の人の意向で動くことが多いのです。
国は選挙で選ばれた人が運営していますし。(そうじゃない国ももちろんたくさんあ
ります。)

と、いいつつも僕はうなぎが減っているならしばらくうなぎを食べるのは控えて、資
源が回復するのを待つか、完全養殖のコストが劇的に下がるのを待つか、したほうが
いいと思っています。

待たざるを得ないんです。価格が高いから・・・

資源の回復:うなぎの生態があまり分からず、とれなくなった理由もよくわからない
らしいですが、農薬、ダムの建設などが原因とされています。

完全養殖のコスト:今のところ1尾1000円になるそうです。一匹0.1gとしてkgあた
りの稚魚の単価は1,000万円!

うなぎの完全養殖の記事はこちらにも! 

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