【プーチン大統領】

この間の報道でロシアのプーチン大統領が「カラフトマスの資源が減ったのは日本が
流し網で乱獲したためだ」、と発言していました。


日本は春のカラフトマス漁獲に関して、入漁料をロシア側へ支払って漁獲しています。
日本の200海里(北方四島付近)
で漁獲する場合においても協力費との名目でお金を支払っています。

それなのにいまさら日本のせいだとは・・・
と思いましたが、確かに脂が乗っておいしいからといって成長途中のカラフトマスを漁獲すれば資源は減ります。

卵を持つまで待って漁獲すれば、繁殖につながります。
(卵だけ人工ふ化することもできますし、網から逃れたマスもいるので)

春に日本へ近づくカラフトマスはサハリンへ遡上(
生まれた川へ帰る)すると考えられています。

なのでロシア海域での流し網漁を禁止にするのは合理的だとも思い
ます。
ちなみに日本とカムチャッカ地方は流し網禁止法案に反対しています。

カムチャッカは半島なので、カラフトマスが遡上する川があまりありません。
そのため、沖合へ船ででて、網を流す必要があります。

日本は北海道があるので、北海道へ遡上するカラフトマス(建網ます)が夏には穫れます。

それまで待ってもいいんじゃないかな、と。

【建網ますの利用価値】

建網ますについては過去の記事建網ますについて 建網ます漁スタートをご参照ください。
漁法の違いについては定置網漁・流し網漁をご覧ください。


建網ますは確かに脂の乗りはイマイチです。

しかしホテルなどの朝食用には根強い需要があります。
切身加工をすると小さくできるし、価格も安かったからです。

さらに漁業関係者の話によると、沖合で流し網で漁獲すると、どうしても漁港に戻るまでに2~5日、船内にとっておくことになります。

その点、海岸に近いところに定置網をしかけ、
のぼってくるマスをとらえる建網ますは鮮度が良好です。


貴重なタンパク源ですので食べ方、調理の工夫でおいしくいただきたいと思います。

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