北海道の秋鮭の水揚げ。

今のところ太平洋側での漁獲が好調で昨年の倍くらい水揚げされています。
まだ始まったばかりですので瞬間的な水揚げの多さで今後を予想することはできません。

しかし最近は当初の水揚げ傾向がその後も継続しやすい気がします。
最近は、と前置きしたのは自分の経験からはここ3年くらいしか分からないからです。

今年のスルメイカも当初の水揚げ不振が夏まで続きましたし、アラスカの紅鮭も当初の豊漁が続きました(少し来遊が遅れてヒヤヒヤしましたが)。さんまも昨年は9月前後に大量水揚げされ、9月一杯その傾向が続きました。

だから統計的にも今年は水揚げが多いのではないか、と思うのです。

ただし、水揚げが多くても買いに入る人がさらに多ければ価格は下がるどころか上がります。これは単純な需要と供給の話ですね。

でもこの需要も水揚げのピーク時になれば工場フル稼働で、このまま水揚げが続けばいずれは価格は下がってくるのではないでしょうか。

11月ごろになればチリからの新物の銀鮭が日本国内に搬入されます。 
当初は量は少ないでしょうが、色々な思惑が重なり、12月中に北海道の秋鮭を換金してしまいたい業者は売りに動くのでは、と思います。

新巻鮭の原料としての秋鮭需要は年々減っています。新巻鮭って加工に技術と経験が必要ですので加工屋さんはやりたくないみたいです。

私が聞いたところですとドレス(頭と内臓をとった状態のもの)を生産する倍の時間が掛かるそうです。

「ドレス」がよくわからない方はこちらの記事もご覧くださいませ。

水揚げのピークともなりますとどんどん秋鮭が工場に搬入されます。すると加工が間に合わないんですね。だからめんどくさい新巻鮭の加工は敬遠されがちです。

ドレス状態の秋鮭は1月など、海が時化て漁に出られない時に解凍して加工していきます。
中にはそのまま中国などに輸出することもあるそうです。
今年は中国の景気が減速していますから、そんなに爆買いすることもないのでは

新物のチリ銀も日本国内の需要が年間8万トンと言われている中で9万トンの生産ではないかと言われています。(報道では7.5万トンとの記事を何かで見ましたが、その後の業界関係者の話で9万トンと聞きました

そんな情報が徐々に業界に浸透してくれば秋鮭の価格は下げ傾向なのではないかと予想するわけです。

当たるかどうかわかりませんが。
どっちに転んでも怪我しない態勢はとっておきたいと思います

 

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