チリ産の養殖銀鮭。略して“チリ銀”。チリギン、チリギンと言って、わかってくれる主婦の方も増えてきましたよ。

今や価格と脂の乗った味で大人気のサーモンです。

その人気の秘密、なんで脂が乗っているんでしょうか。
色々な水産業者に聞いてみました。 

理由1:餌の違い

天然の鮭はオキアミや小魚など多用な食べ物をエサにしています。
一方養殖サケは人間がエサを与えています。(当たり前か)

一昔前はイワシなどの生(なま)エサを与えていたそうですが、それだと独特の臭みが出て、それが養殖サケの嫌われる原因の一つでした。

しかし今はペレットといいまして、ドッグフードみたいに原料を精製して固めた餌を与えているそうです。
なので臭みは以前と比べて少なくなりました。

それと他には魚油と言って魚からとれる脂肪を与えているそうですよ。


これにより脂のノリと鮭の香り、味などを餌によってコントロールしているそうですよ。

理由2:狭い生け簀で飼うことによる、運動不足

運動不足とはあまり良い表現ではないのですが。

天然の鮭は餌を食べるために動きまわる必要がありますし、天敵から逃げる必要があります。当然、十分な運動によって脂身の少ない、締まった体になります。

一方養殖の鮭は狭い生け簀で飼われています。
エサは探さなくても人間が与えてくれますし、天敵は網の外。よって運動する必要がありません。
だからまあ、言ってみれば「メタボ」状態なんですね。

養殖の鮭は天然と比較して見てみると尾びれが小さいので、それだけでも運動不足なのがわかります。 

フォアグラもガチョウの脂肪肝を食べるわけですし、まあ、近いのかな?

以上のような理由により、養殖の鮭は脂が乗っているのです。

チリで養殖される銀鮭の大半は日本向け。
だから日本人の好みに合わせた、脂の乗った鮭を育てているんです。


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