身欠きにしんってご存知ですか?

身欠にしんはニシンを半身にして乾燥させた食品です。

にしんの卵は数の子として販売されます。

その卵を抜いたガラ(捨てる部分というようなニュアンスで“ガラ”と呼ばれることがあります)を三枚おろしにして、干したものを身欠きニシンと言います。

にしんを半身にするから身欠き(みがき)にしん、というんですね~。
おいしいんですよ~。栄養も豊富だし。
なのに全然メジャーな食べ物じゃないですよね。

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【乾燥の違いによって料理方法が違う?】

身欠きにしんには乾燥の度合いによって、大体3パターンあります。

①本乾(ほんかん)。昔ながらのカチカチに干したもの。

②5分乾(ごぶかん)。軽く干したもの。水戻しの時間が短縮できる

③8分乾あるいは7分乾など。上記の二つの中間のもの。

①本乾(ほんかん)

本乾燥。

昔、冷蔵庫のない時代の保存方法です。

こうすると水分が抜けて脂とうまみが凝縮するし、乾燥の途中で微生物が働いて、たんぱく質をうまみ成分に変えてくれます。

なので味でいったら断然「本乾」がおすすめです。

ただ、水で(米のとぎ汁がよいとされる)戻してやわらかくするのに一晩かかりますので、手間はかかります。


②5分乾

5分乾燥です。本乾のだいたい半分くらいの乾燥なのでこう呼ばれています。

本乾と生の中間くらいのイメージの商品です。

なので水で戻す必要がありません。

これはこれで、うまいんですよ。

サラダ油を塗ってグリルで焼いてもおいしいですよ。

手軽に使えるし、脂やうまみは濃くなっているし。

現代向きの商品だと思います。

もう少し食べ方が広まればもっと利用される食材です。

生の切り昆布や水で戻した昆布や、大根と一緒に、軽く炒めた後、醤油、酒、砂糖で煮付けると簡単で美味しいです。

ただ、微生物が働く時間が短いので、うまみの点では本乾には負けると思います・・・

③8分乾

これは上記の本乾と5分乾の中間です。

水でもどす時間も1時間くらいでしょうか。

戻さなくても、さっと砂糖醤油を塗って、焼くとお酒のおつまみに最高です。

噛めば噛むほど味が出ます。

【食べ方・料理方法】

昆布巻きの芯にしたり、一口サイズに切って季節の野菜と煮付けにしたり。

乾燥の弱い5分乾はそのまま焼くだけでも美味しいですよ。

乾燥の強いものは固いので、お米の磨ぎ汁に一晩浸けて、戻してから使いましょう。

昆布巻きの作り方

①米の磨ぎ汁で一晩浸けて、乾燥から戻した、身欠きニシンを使います。

②水で戻しておいた、昆布の真ん中に、戻した身欠きにしんを置きます。
③昆布で巻いて、ヒモで縛ります。
かんぴょうなら、かんぴょうごと食べられるので便利です。

そのほか、タコ糸など、食品に使えるヒモで縛りましょう。

ヒモで縛るのが面倒なら、串やつまようじで刺して止めても、ギリギリ大丈夫。
酒、砂糖、醤油、味醂などで煮付けます。

普通の煮付けを作る感覚で大丈夫。

味を染み込ませるために、一回冷ましたほうがいいです。

ところで~なぜ米のとぎ汁で戻すのか
一説によれば
米のとぎ汁はアミノ酸、栄養が豊富です。
そのため、身欠きにしんに浸み込んでさらに美味しくなるためだとも言われています。

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身欠きにしんの炊き合わせ

①身欠きにしんを米のとぎ汁に一晩漬けて戻します。

5分乾のやわらかいものならそのまま使えて便利です。

②一口サイズに切ります。

③大根や昆布、菜の花など、季節の野菜と一緒に軽く炒めます。

④醤油、酒、みりん、砂糖を入れます。

⑤ぐつぐつと煮えたら完成です。

※味付けは好みで調整してみてくださいね。

【身欠きにしんの栄養】

DHAやビタミンB12が豊富だそうです。
美容と健康、若返りに身欠きにしん!

おいしく食べられて、健康づくりに役立つ。
いい仕事してますね、にしんって。

おいしくて、骨まで食べられる身欠きにしん。
もっと食べられてもよい食材だと思いますよ~ 

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