在庫で困っている商社は多いですね。
在庫があると支払いしてお金が出ていくのに、売れていないのでお金が入ってこないのです。
現金不足になって黒字なのに会社が倒産してしまうこともあります
それほど恐ろしい在庫なのに、月末に棚卸をしたくないがために翌月1日着で荷物を入れたりします。

これって大抵のところは出荷日から起算して請求書を発行するので月末分として請求が上がってくるんですね。

ここを考えていない流通業者が多いのです。
僕はこれを勝手に“月明け請求の罠”と名づけました。

荷物が入るのが1日だから棚卸入れなくていい、なんて思っていたら大間違いですよ。
まだ商品が現金に替わっていないのに支払いがきますよ。

棚卸の数も月末発送で出荷日請求のものを入れていかないと会社の実像は見えてきません。
だからこういうものも棚卸に入れて、実際の現金の動きに近づけていけばよいのではないでしょうか。

月末に荷物を入荷させると怒る上司がいます。
そういう人に限って発送日請求で月末発送の荷物を大量に月明けの1日に入荷させます。

まったく分かっていませんね。

でも営業一筋でやってきた人にはここらへんが分からない。
もう歳も歳だから仕方ないです。

せめて自分たちはこういうことがないようにしたいと思います。

お客さんのところへは出荷日+ゼロ日で届く場合がほとんどです。

だからお客さんの理屈でいうと月明けに荷物を大量に入荷させるのです。
そのほうが金回りがよくなるので当然そうなります。

それに備えて流通業者は月明け1日着で入荷させます。
そうすると流通業には都合が悪いんです。

こういうときはなるべく2日に商品をとってもらう工夫をする。たとえば入荷が2日
なんですよ、とか、1日は混むから2日にしましょう、とか。
そうしていかないと“月明け入荷のの罠”にハマってしまいますよ。

スポンサーリンク

スポンサーリンク