生のカキが暖冬の影響による鍋物材料の販売不振で高値から一変、価格が下落してきている、と以前のブログで書きました。

冷凍のカキは商社が高値で買った在庫があるので簡単に下がりませんでした。

しかしここにきて数社から「決算も近いし、在庫がたくさんあるので値下げするので販売してもらえないか」との声をいただきました。

ついに冷凍も下げざるをえないのか、と思いました。

2月、3月決算の会社は結構多いですので、これから在庫を現金に変えたいというところが、値下げ販売をしてくると思われます。

それにしても当たり前ですが、価格というのはつくづく需要と供給で成り立っているのだな、と感じます。

一方的な高値はいつまでも続かないものです。もちろん状況に変化がなければ価格の傾向というのは続きます。

しかし需要と供給にアンバランスが生じれば折り合いをつけるのは価格の仕事。価格がある程度まで行ってしまえば折り合っているわけです。

そこにバランスを崩す要因、情報が出れば価格がまた動き出す。相場というのはそういうものです。

帆立貝柱のようにアメリカ、チリの生産がうまくいかずに世界でも日本の生産のみということになれば価格はとめどもなく上昇していきます。

しかしこれもいつまで買いが続くのか。

他の産地の生産が回復してくれば北海道の貝柱もいつまでも高値を謳歌してはいられないと思います。

帆立は大体稚貝から4年で収穫となります。ですのであと1-2年後を見据えて供給が増えるのか、それとも不作が続くのか。

このあたりで北海道の帆立貝柱の価格動向が決まってくると思われます。

ただし円安の傾向はしばらく変わらないと思われますので、世界の帆立生産が過剰に

なっても以前の価格水準まで下落するとは思えません。

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