今年のマス漁予想
昨年のマスの状況
“全ロシア海洋漁業研究所はこのほど、極東エリアの太平洋サケ・マスについて2016
年漁期の第1次漁獲予測を発表した。これによると北半球の深刻な異常気象などの影
響を考慮、「慎重な予測」と前置きした上で漁獲勧告量(漁獲予測量)を合計約33万
トンとした”
2015年漁は奇数年サイクルの豊漁年のはずでしたが、蓋を開けてみれば北海道近海のます漁は不発。 
そこへきてロシアとの協議の妥結が6月にずれ込み、一番量を見込める時期を過ぎてからの出漁となりました。
年々漁業者が減り、出漁する船も減っていますので漁業をやることのインセンティブが上がらない限り水揚げは減少し続けるでしょう。
今年はどうかというと、
まず昨年不漁だったので、マスの回帰自体は多い確率が高いです。
これはあくまでも確率が高い、というだけの話です。
漁業者は相変わらず減り続けているので出漁する船は減っても増えることはなさそうです。
ロシアとの関係ですが、ネックになるのは昨年成立した北洋鮭鱒流し網漁の禁漁です。
これによって今までロシアに入漁料を支払って漁をさせてもらっていたロシア海域での流し網漁ができなくなっています。
この漁法で漁獲していた鮭鱒が入ってこなくなるということです。
日本の水産庁もトロールでの漁を実験したりしていますが、あまり効率的な漁が出来ていないようです。
あとはロシアの漁業者による定置網で漁獲した鮭、マスがどの程度輸入されるかだと思います。
円が強ければ日本に販売するでしょうし、円が弱ければより高値で買ってくれるところへと商品は流れていくことでしょう。
以上のことから今年も価格は高値になりそうです。
しかし2015年度が異常な高値で販売がかなり落ち込んでいます。
なにもマスを販売しなくても安価な輸入の鮭などを販売すればいい、と割り切っている末端のスーパー・量販店も多いです。
高値といっても2015年度ほどの高値にはならないのでは?と予想しています。

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