カムチャッカの議員が今度は刺し網漁も禁止にすべき、と言い出しました。

刺し網は沖合に網を張り、そこを通過しようとした魚が網の目よりも大きければ引っ
掛かり、小さければ引っ掛からないという漁法です。

一方沿岸漁業は定置網が主体です。

時期になると陸にそって泳いだり、あるいは故郷の川へ遡上してくる、鮭が自然に通
るところへ網を“返し”のついた網を仕掛ける漁法です。


カムチャッカは沿岸漁業が主体で、沖合で流し網や刺し網などで鮭類を漁獲される
と、自分のところに遡上してくる鮭が減るので困るのです。


なので自然保護などを理由に沖合での鮭類の捕獲を禁止したいようです。

【日本への影響】 

日本への影響はもちろんあります。

流し網で獲っている紅鮭、時鮭(ときしらず )の価格が上がるでしょう。
純粋に日本の海域でしか取れなくなるためです。

現に今年ロシア海域で流し網漁を行うため、日本の漁船が出漁しましたが、それがつい昨日です。

去年は6月に入ってすぐだったはず・・・日本とロシアの交渉(ロシアと交渉してロシア海域で漁をさせてもらう)がうまくいかなかった。

ようするにそのためのお金 の折り合いがつかなかったのでしょう。そのため日本の中型船は出漁を見送り、小型船のみが出漁しました。

ロシア船が流し網漁法で漁獲した紅鮭が先日、日本に搬入しましたが、価格は1.8倍!

おそらく日本船が戻ってきて、獲った紅鮭の価格も高騰するでしょう。

ちなみに日本船が漁獲して北海道で水揚げすると「北海道産」になります。

「北海道産ベニザケ」としては今年が最後になるので(北海道の沿岸ではベニザケはさほど穫れない)、国産信仰の強い日本では人気がでるでしょう。

ギフトなら尚更人気です。

アラスカのベニザケは今年は豊漁との予想なのでそれに期待。

今のところ、沖合に昨年より多くの鮭がいたので、アラスカの漁師さんは今か今かと大漁に胸を踊らせています。

今年は昨年秋の新巻鮭の在庫も少ないし、チリ産の銀鮭は価格が上下しているわ、在庫はないわ、北海道の春のマス、ときしらずも不漁で鮭を扱う人たち、鮭を安く食べたい人たちにとっては厳しい年ですなあ。

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