チリ銀が少し下がってると言うけれども、それはちょっと違います。

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チリ産の銀鮭の価格が下がっている、という話を聞きます。
確かに大型サイズの価格が下がってきています。
と言っても、過去最高値から若干値を戻したという程度で、いまだに過去最高値圏です。
しかも大型の、ドレス(内臓と頭を取った状態。こちらの記事をご参照ください。 )状態で一本6ポンドから9ポンドサイズというサイズが使いづらくて人気がなく、値段が崩れてる、というだけです。
その下の4ポンドから6ポンドというサイズの価格はほぼ変わっていません。
9ポンドサイズと言うとドレスの状態で 3.5キロぐらいあります。
そうすると大きな切り身になりすぎて、売りづらい。
本当は大きな魚のほうが美味しいし、鮭は大きな切り身のほうがおいしいです。
だけど、スーパーからすればどうしようもなく使いづらいんです。
そのためスーパーからは嫌われる傾向にあります。
だから売れないのです。
この間もスーパーの方に「定塩フィレの8kgで5枚とか4枚のサイズ、使えますか?」と聞きましたら、「そんなに大きいものは使えない。いらない。」ということでした。
そんな大きくて、「いらない」といわれるものの価格が下がっているのです。
スーパーが「大きすぎていらない」というのは消費者が一切でいくら、という値ごろ感にこだわることも要因の一つです。
現在は肉みたいに「100g〇〇円」という売り方が多いです。
そういう売り方をしても「一切れでこんなにするのか・・・」と言われてしまうようです。
それにしてもチリから入ってくる銀鮭は大型のものばっかりです。
これは大型の方が育てる効率が良いからです。
例えば鮭一匹を3キロで出荷するのかそれとも5キロまで育てて出荷するのかと言えば 最初の3キロ育てるのと残りの2kg 育てて5kgなるまででは成長の早さが全然違います。
3キロから5キロに育つまでのスピードは稚魚から3キロまで育つ期間のおよそ半分ぐらいです。
なので生産者はできるだけ大きくして出荷しようとするんですね。
チリ銀が大型化する理由に関する過去記事はこちらからどうぞ。
だけどなかなか売れない。
そのため価格がちょっと崩れているんです。
しかし何度も言いますが、史上最高値圏であることは変わりがありません。

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