最近食品スーパーでよく見かける天然や養殖の表示。

養殖した魚には、養殖との表示が義務になっています。
なので、養殖した魚というのはすぐにわかると思います。
天然と養殖は一体どんな違いがあるのでしょうか?
しかし解ったところで天然と養殖、どちらを選べば良いのでしょうか?
今日はそんな身近なのによくわからない、天然と養殖の違いについて解説します。

天然の良いところは?

天然ってなんとなく良さそうなイメージがしますが、実際どんなところが良いのでしょうか。
以下に書き出してみます。
  • 抗生物質は使っていない
  • 天然の色々な餌を食べているので栄養のバランスが良い
  • 適度に運動している

といったところでしょうか。

養殖のいいところは

養殖にももちろん良さはあります。
  • 寄生虫が少ない
  • 味が一定いてして美味しい
  •  鮮度の良いものを食べることができる
などが挙げられます。
じゃあ良くないところは?
それでは良くない部分を見てみましょう。

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天然の良くないところ

  • 寄生虫がいる確率が養殖よりも高い
  • 放射性物質汚染の問題がある
  • 重金属汚染の問題がある

上記のようなところでしょうか。

寄生虫のひとつに2017年に話題になりましたアニサキスがいます。
アニサキスは“寄生していない魚がいない”といわれる、ポピュラーな虫です。
また、主に鮭などに寄生しているサナダ虫がいます。
どちらもしっかりと加熱や冷凍すれば問題ありません。
また放射性物質の問題は、自治体から出される、正しい情報をチェックしましょう。
重金属が多い魚はメカジキなど、生態系の頂点付近にいる魚です。
このあたりは無理に食べなくても良いとおもいます。
でも妊婦さん以外は、たまに食べる程度ならさほど気にしなくても良いようです。

それでは養殖の良くないところは?

  • 抗生物質の残存の可能性
  • 不自然な状態で育つので、栄養バランスが悪い

などがあげられます。

抗生物質の残存は、一応出荷前の何週間(魚によって違う)は与えず、抜けている、といいます。
でも定期的な検査はしますが、残っていても不思議ではありません。
抗生物質の残った魚を食べると、いざというときに抗生物質の効きが悪くなったりするそうです。
また、脂ののった魚が好き、という消費者の好みに合わせ、脂肪分の多い餌を与えます。
さらに運動不足にさせることによって脂がのった魚になります。

まとめ

天然は寄生虫の問題、放射性物質や重金属の問題がありました。
養殖は脂肪のつきすぎや抗生物質の問題がありました。

結論からいうと

天然は重金属や放射性物質の蓄積の少ない、食物連鎖の下位にいる魚を選びましょう。
具体的にはイカ、サバ、イワシ、サンマ、鮭などの価格の比較的安い大衆魚です。
また、寄生虫は目視で取ったり、一度冷凍したものを選びましょう。
養殖は信頼のできる業者を選ぶことです。
最近はトレーサビリティ(追跡)かしっかりしているものもあります。
ホームページなどで生産者のポリシーなどを調べてみるのも良いとおもいます。
輸入のものは日本語ではないのでわかりづらいですね。
かといって過度に心配することはありません。
バランスの良い食事を、心がければ様々なリスクを減らせます。
猿の仲間は特定の葉っぱだけを食べると中毒になるので、様々な葉っぱをバランスよく食べるそうです。
そういった工夫が人間にも必要だと思います。
メリットやデメリットを理解して、賢く買い物をしましょう。

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