イクラの粒はなぜ大きかったり小さかったりするのか?

粒の大きなイクラって美味しそうですよね?!

実際、粒の大きなイクラは噛むと中の卵がじわっと染み出てきて美味しいです。

粒が大きいと栄養をたっぷり含んでいるので、美味しいといえそうです。

ではイクラにはどうして粒の大きいものと小さいものがあるのでしょうか?

 

鮭が大きいと筋子が大きくなる

 

イクラのことを考える前に、イクラの粒々になる前の状態、筋子を考えてみます。

筋子にも大きなものと小さなものがあります。

 

鮭自体が大きいと筋子が大きくなります。

逆に鮭自体が小さいと筋子も小さくなります。

 

そう、大きな鮭のお母さんから生まれた卵(イクラ)は大きくなる傾向があるのですね。

なので筋子の大きさは鮭が大きさが大きくなるにつれて大きくなる、といえます。

元気で健康な、大きい鮭の卵は大きいのです。

 

イクラの粒は鮭の大きさに比例して大きくなる!

 

筋子が鮭の大きさに比例して大きくなる、と書きました。

それでは筋子の筋を外した状態、つまりイクラはというと…

イクラの粒の大きさも、鮭の大きさに比例して大きくなるのです。

 

筋子が大きくなるとイクラの粒も大きくなるのですね。

逆に筋子が小さいとイクラも小さいです。

鮭が大きい=筋子が大きい=イクラの粒も大きい

という式(?)が成り立ちます。

 

逆に

鮭が小さい=筋子が小さい=イクラの粒も小さい

という式が成り立ちます。

 

 

醤油漬けは醤油を吸うので大きくなる

 

注意!

ちょっと注意というか、イクラは水分を吸います。

そのため、醤油に浸けたイクラは醤油を吸い、粒が大きくなります。

なので粒が大きなイクラ醤油漬けを見たら、ドリップが出ていないか確認しましょう。

醤油をたっぷり含んだものは、お店に並べているうちに逆に醤油を吐き出します。

そのため、ドリップ(水分)が出ているものは小さなイクラだった可能性があります。

ここはちょっと見分けが難しかったりします。

ドリップが出切っても大きければ、それはもしかしたら大きな粒のイクラなのかもしれないからです。

でも私の経験上、あまりドリップがないイクラ醤油漬けのほうが美味しいと思います。

 

塩いくらは逆にドリップ(水分)を吐き出しているので小さくなる

塩いくらはイクラの塩漬けです。

塩で漬けると浸透圧の関係でイクラから水分が抜けます。

水分が抜けた分、粒は小さくなります。

もし塩いくらで粒の大きなものがあったらそれは本当に粒の大きなものですね。

 

ちなみに塩いくらは水分が抜けているので濃厚な味になっています。

 

※美味しいイクラの選び方に関しては以下のページを参照にしてみてください。

失敗しない!いくらの上手な選び方

2018年のイクラの粒の大きさは?

 

2018年の鮭は小さいです。

ちょっと専門的な話になりますが、4年魚中心です。

コラム:4年魚の鮭

4年魚とはふ化してから4年目の鮭です。

卵として産み落とされるのは北海道では9月~10月にかけてですが、ふ化するのは翌年になってからです。

鮭はふ化したら誕生、ということになっています。

4年魚とは生まれてから4年目の鮭、ということです。

生まれた故郷に戻ってくるのは4年目の9月~10月なので、まだ4歳ではないんですね。

4年魚については以下の記事をご参照ください。

 

4年魚中心(若い鮭)のため、鮭自体の型が小さいです。

ということはイクラの粒も小さいということです。

だから今年のいくらの粒は非常に小さいんです

 

そのため昨年のイクラで粒の大きなものは価格がそれほど下がっていません。

ヒネ物(昨シーズンのもの)と言っても粒の大きさで気が出ています。

賞味期限はまだ半年ぐらいあるので全然食べられるんですね。

 

日本の状況を見て、アメリカ産の筋子も大きなものは品薄です。

なぜかといえば大きな筋子はイクラに仕立てているからです。

イクラに仕立てれば日本で高く売れるのを見越しています。

 

そのため大きな筋子は価格も高くなっています。

今年のロシアのますイクラは粒が大きい

 

今年のお買い得はロシア産のマスイクラです。

確かにマスのイクラなので若干小さいです。

 

しかし今年のロシア産は品質がよいです。

ロシアのマス漁が豊漁で、しかも魚が大きかったです。

 

なのでマスイクラも粒が大きく、濃厚で美味しいです。しかも価格が安いです。

2018年末からはこのロシア産のマスイクラがベストバイでは?と思います。

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