I・Q・F(アイ・キュー・エフ)ってご存知ですか

魚の凍結方法の一つのことを IQF と言います

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IQFとは

IQF とはIndividual Quick Frozenの略です。

Individualとは、個々の、各個のという意味です。

Quickは解りやすいですね。急速な、という意味です。

Frozenは凍結ですね。

つまりIQFとは、個別に急速に凍結したということです

わかった様なわかんないような感じですね。

もう少し詳しく見ていきましょう。

魚の業界における IQFとは?

魚の業界では「個別に凍結」というところが重要です。

IQF=バラ凍結、という意味で使われています。

ブロック凍結(BQF)は使いづらい

バラバラの凍結ではなく、一つの箱の中に入った魚が丸ごと団子状に固まっている状態はブロック凍結、BQFと呼ばれています。

これが結構使いづらいんです。

例えば魚が30尾くらい、10kgの箱にがっちりと塊になって凍って入っているとします。

使う側からすれば10 kg全部解凍してから使わないと魚同士がくっついてしまってはがせない、ということになります。

半解凍でも団子状態になっているのを無理にはがすと皮が痛んだり、身が割れたりします。

使う方としては10kg まるまる使うかと言うとそうではないです。

IQF凍結のメリット

IQF凍結にはいろいろなメリットがあります。

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IQF凍結なら少量づつ使える!

IQF凍結なら一つづつ凍っているので、使いたい分だけ取り出せます。

お店をやっていると、今日のお客さんが少ないから3kgだけ使いたい、とか3尾だけ使いたいなど、色々なことがあります。

そういう時にIQFだととても便利なんです。

使いたいぶんだけ使えますから。

IQF凍結なら早く凍る

IQF凍結は一個ずつバラバラに凍結するので早く凍ります。

これは例えばたくさんの魚を一つの箱に丸ごと固めると中心温度はなかなか下がりません。

しかし一個一個バラバラにして凍結をかけると早く凍結できるということです。

IQF凍結のやり方いろいろ

IQF凍結には凍結の技術が必要です。

素朴なやり方としてはバット(トレイ)の上にひとつずつ重ならないように乗せて凍結をかけるという方法です。

それを進化させたのがトンネルフリーザーです。

トンネルフリーザー

トンネルフリーザーとはベルトコンベアに乗った 魚がそのまま凍結設備に入って、入って出てくる頃には冷凍されている、というやり方です。

これだと効率的に、しかもバラバラに魚を凍らせることができます。

IQF凍結のデメリット

日本アイティエフはいいことずくめのように見えますが一方でデメリットも多少はあります

尾が折れる

一番のデメリットは輸送時に箱の中で バラバラになって魚同士がぶつかり、尾っぽやヒレなどが折れてしまうということです。

尾なんて食べないからいらないよ、と言うかもしれません。

しかし料亭などでは「尾頭付き」と言って尾も大事にされます。

また切り身などでも中で動いて割れてしまうということがあります。

エビなんかもしっぽやツノ、 足などが折れて。だるまさんのようになっていることもあります。

乾燥しやすい

乾燥しやすいのもIQF凍結のデメリットの一つかもしれません。

個別に凍結されているということは、ある意味では風通しが良いということです。

風が通らないにしても空気は隙間に入り込んで行きます。

そうすると凍結状態でも乾燥してしまうんですね。

乾燥した魚の商品価値はグンと下がってしまいます。

IQF凍結の終わりに:それでも便利!

というわけでIQF凍結にはメリットデメリットあります。

しかし基本的にはメリットの方が多いと思います。

やはり使いたいぶんだけ使えるというのはとても便利なことです。

この記事が皆様のお役に立てたなら幸いです。

最後までありがとうございます。

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