私の会社に一から十まできっちり順番に仕事をこなさないと気が済まない人がいます。
その人は、朝の7時前から夜の7時過ぎまで仕事をしています。
なのに営業成績が悪いんです。
どうして工夫して早く帰らないんだろう?というのが素直な感想です。
自分で考えられなければ、なんで本を読むなりして、知識を仕入れないんだろう?
私はとても不思議な気持ちです。
かくいう私は定時で退社しています。
しかもそこそこのパフォーマンスと前出の方よりも多くの仕事をこなしながらです。
ではなぜ私と彼とではこうも違うのでしょうか。
私なりに勉強したり工夫した、定時で帰りながらパフォーマンスを上げるやり方をまとめています。
まず自分のタイムスケジュールを書き出してみる
自分のタイムスケジュールを書き出す。これは、まず最初にやってほしいことです。
一体なにに時間がかかっているのか。
これがわからないと対策の施しようがありません。
医者が患者の体をよく知らないと病気を治せないから検査をするのと同じことなんですよね。
やり方は簡単。
ノートでもコピー用紙でもなんでもよいです。線を引っ張り、出勤時間から退社時間まで一時間単位で目盛りをふっていって、やったことを時間とともに書き込んでいくだけです。
なるべく細かく書き込んだほうが後々よいです。トイレにかかった時間、コーヒータイムやたばこの一服など、些細なことでも書き込みましょう。
上司から話しかけられた内容や、同僚との雑談も書き込みましょう。これも後から振り返ると、無駄だと気が付きます。
とにかくこれを一週間とか、自分の仕事の1サイクル分、書き出してみましょう。
一週間単位で仕事をしている人は一週間分です。
毎日同じことの繰り返しの場合でも、最低一週間くらいは記録してみましょう。
書き出したタイムスケジュールを眺めてみる
最低一週間、タイムスケジュールを書き出してみたら、今度はそれを眺めて見ます。
どうですか?自分の仕事で長い時間を取られている作業に気が付きませんか?
私の場合は毎日、あるいは毎週、同じことに時間を取られていたということに気が付きました。
あなたも無駄、と思う作業はありませんか?
自分の無駄、あるいは自分の仕事の本分とは違う部分で時間を取られていることを見つけます。
※本分とは、営業なら販売活動など、本来の自分の仕事という意味です。
そんな書き出したタイムスケジュールをもとにして、仕事を改革していきます。
仕事の見直しのまとめ
ただし勘違いしないでほしいのは自分の本分の仕事は120%の成果を出す、という気持ちでやってほしい、ということです。
そうでないとただサボりたいだけの人間と周りに見られてしまい、結果早く帰宅することができなくなる可能性もあります。
社会人としてもやはりそこはきちっとやったほうがかっこいいと思います。
自分の本分の仕事で時間が掛かるのはある程度、仕方がありません。(しかし最終的にはそこにもメスをいれます)
(自分は本分以外の仕事は「作業」と呼んで区別していますのでこれからは「作業」というようにします)
それ以外の作業に時間をとられるのはバカバカしいことなんです。
ここの作業の時間ををいろいろな工夫をして、減らしていくようにするわけです。
いろいろなやり方、工夫、あるいは止めることがあります。
その辺りを次回以降書いていきたいと思っています。