南蛮エビ、甘エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」や「ホンホッコクアカエビ」。

こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
南蛮えび、甘えび。刺身や寿司、味噌汁など幅広く食されています。
これらのえびの正式名称はなんでしょうか。これらは「ホッコクアカエビ」又は「ホンホッコクアカエビ」といいます。
これらは同じタラバエビ科のエビです。

南蛮エビは主に日本海などで漁獲されるホッコクアカエビ

南蛮えびは「ホッコクアカエビ」というエビです。こちらは主に日本海のロシア、日本などで漁獲されています。

北欧などで獲れるホンホッコクアカエビは南蛮エビと呼ばないのですね。

南蛮エビの名前の由来について、詳しくは以下をご覧ください!

南蛮エビ、甘エビの名前の由来

北欧で漁獲されるホンホッコクアカエビ、ロシアや日本で漁獲されるホッコクアカエビも甘エビ!

ホンホッコクアカエビ、ホッコクアカエビ、両方とも甘エビと呼ばれています。

でも北欧産のホンホッコクアカエビのことは、甘エビと言います。南蛮エビとは言わないのですね。

ちなみに「甘エビ」という名称は大手水産会社のニチレイが売り出した名前ですす。1981年にグリーンランドのえびを「甘ビ」として売り出しました。
北欧で漁獲されるタラバエビ科のエビを「ホンホッコクアカエビ」といいます。

甘えびの名前の由来について、詳しくは以下をご覧ください!

南蛮エビ、甘エビの名前の由来

ということはホンホッコクアカエビのことを甘エビ、と呼ぶのでしょうか?

そうです。北欧の「ホンホッコクアカエビ」のことを甘エビと呼びます。もしかしたら、北欧ても少しホッコクアカエビが獲れて、それも甘エビ、として流通しているかもしれません。

ちなみに北欧のホンホッコクアカエビと日本やロシアで獲れるホッコクアカエビは同じタラバエビ科のエビで近種です。

ホンホッコクアカエビは、学名はPandalus borealisというそうです。

南蛮えび、甘えびの正式名称は「ホッコクアカエビ」や「ホンホッコクアカエビ」のまとめ

というわけで、南蛮えびと甘えびの、正式名称をみてきました。

まとめると、

  • ホンホッコクアカエビとホッコクアカエビのことを甘エビという!
  • ロシアや日本で獲れるホッコクアカエビのことを南蛮エビという!
  • 北欧やカナダで獲れるホンホッコクアカエビは甘エビと呼ぶ。南蛮エビとは呼ばない

ということでした。

甘エビのほうが、広範囲な名前だということですね、

ご参考になさってくださいね!

また、甘エビと南蛮エビの違いについては以下をご参照ください。

南蛮エビと甘エビの違い

南蛮エビの規格については以下をご参照ください。

ロシア南蛮エビの規格サイズ、ブランド、グレードについて

甘エビのサイズについては以下をご参照ください。

甘エビの規格サイズ

北海道産の甘エビ(南蛮えび)は以下からどうぞ。