ウイルス

新型コロナウイルスの感染が拡大しています。

日本でも日本人から日本人への感染が確認されています。

予防方法として、一番信頼出来るのはWHO(世界保健機関)のサイトです。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public

ここには患者以外のマスクは不要、と書かれています。

新型コロナウイルスは空気感染はしません。

ただし、短時間なら空気感染する可能性があるようです。

なので密閉空間では感染するリスクがあります。

通常は飛沫感染や、手などについたウイルスが粘膜を通して体に入って感染します。

そのため

  • 手洗い・うがいをこまめにする
  • 飛沫が飛び交う場所(病院など)へはなるべくいかない
  • アルコール消毒をする
  • 顔を触らない
  • 換気の悪い空間に長時間いない

ことが有効です。

新型コロナウイルスは食品からうつるのか?

さて本題です。

新型コロナウイルスは食品からうつるのでしょうか。

大手食品メーカーMN社の社員に聞いたところ、今のところ中国などから輸入した食品からコロナウイルスに感染した事例は報告されていない、という教科書的な回答をいただきました。

ただ、WHOのサイトでは「生または調理が不十分な動物製品の消費を避ける」とあります。

WHO「コロナウイルスに関するQ&A」よりhttps://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses

確かに今回のコロナウイルスはコウモリを食べて感染した、とも言われています。

この情報は確証はありません。

日本ウイルス学会でも「コウモリから直接人間に感染したのかどうかは不明」としています。

日本ウイルス学会ホームページより

http://jsv.umin.jp/news/news200210.html

ただ、新型コロナウイルスに感染した人が刺身や寿司を調理していたら、ちょっと怖いですね。

もしかしたら、感染した人が作った寿司や刺身はコロナウイルスに汚染されているかもしれません。

これは食品製造者や調理人は本当に気を付けなくてはいけません。

ただ単にうつす可能性があるだけではありません。

あらぬ風評被害にあうこともあるかもしれません。

と同時に、消費者としてはリスクのある食べ物は控えたほうがよいかもしれません。

結論からいうと、生食のものにはリスクがあるということです。

それが現時点での私の意見です。
※これはあくまでも私個人の意見です。個別の判断は読者の方でお願いします。

中国からの荷物は安全なのか?

また、中国からの荷物は安全なのでしょうか。

WHOのサイトには「感染者が商品を汚染するリスクは低い」、と書かれています。

また「移動して様々な条件や温度にさらされたパッケージからウイルスをキャッチするリスクは少ない」となっておりますね。

https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses

なので、荷物に関しては心配いらないのではないか、と考えます。

新型コロナウイルスの影響で水産品が値下げ?

新型コロナウイルスの影響で、中国の景気が減速しています。

そのため、干し貝柱などの高級食材の相場が軟化しているという話です。

実際そのような話をとある方から聞きました。

裏付けなどは全くとっていませんが、そのようなことになっても全く不思議はないと思います。

噴火湾のホタテは今年もへい死が多く、相場が上昇しそうでした。

ここへきて中国への輸出が減ると、ボイルホタテや生食用貝柱にも影響があると思います。

また、鮭なども値下がりするかもしれませんね。

コロナウイルスによる工場停止で、加工食品の入荷が少なくなる?

新型コロナウイルスの影響がいろいろと出始めています。

加工食品の工場が休業しているところもあります。

そのため、今後中国からの加工食品の入荷が少なることがあるかもしれません。

まだ実際にそのような事例は聞いていませんが、備えておいたほうがよい、と思います。

新型コロナウイルスの症状と重症化リスク

さて、ここからは新型コロナウイルスの症状や重症化リスクについてみていきたいと思います。

これまでのところ高齢者、既存の症状(糖尿病や心臓病)をもつ人が重篤な疾患を発症するリスクが高い、ということです。

新型コロナウイルスの致死率

新型コロナウイルスの致死率は2パーセントとなっております。
http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_taioguide1.pdf
国立感染症研究所のサイトより

しかし、国立感染症研究所のページにもあるように、実際にはもっと低いようです。
中国全土では0.22パーセントともいわれています。
https://kansensho.jp/pc/article.html?id=IE00000462
感染症予防接種ナビより

これは麻疹(はしか)の致死率0.2パーセント、インフルエンザの0.1パーセント弱と比べると、特別に高いものではなさそうです。
と考えると、それほど恐れなくてもよいように思えます。

しかしもともとの疾患のある人にとってはやはり深刻な脅威です。
そういう人にうつさないためにも、予防は重要だと考えます。

新型コロナウイルスの生存期間

新型コロナウイルスの生存期間はよくわかっていません。

予備的な情報としては「数時間」ということです。

しかしドイツの研究チームによると、最大9日間生存することがあるそうです。

以下、ハザードラボからの引用です。

病院の院内感染に関する医学誌『ジャーナル・オブ・ホスピタル・インフェクション』に今月6日に掲載された論文によると、独ルール大学ボーフムとグライフスヴァルト大学病院衛生研究所の研究グループは、新型肺炎と同じコロナウイルスの仲間である「SARS(重症急性呼吸器症候群)」と「MERS(中東呼吸器症候群)」に関する22本の論文を精査した。

※現在リンクが見れなくなっています。

というわけで、参考にしてみてください。

新型コロナウイルスの予防方法

中島聡さん@snakajima は「ドアノブ、つり革には、コロナウイルスが付着している、と考えたほうがよい」と言っています。

新型コロナウイルスの予防法の基本は、「手洗い・うがい」です。

また、手指の消毒も有効だそうです。

WHOのサイトでも「新しいコロナウイルスから身を守るためにアルコールベースの消毒薬で手指を消毒し、手を完全に乾燥させる」とあります。

うがいに関しては、「うがい薬でウイルスから保護されるという証拠はありません」と書いてあります。

なので、普通の水でうがいをしましょう。

※この記事はWHOや国立感染症研究所のサイト、中島聡さんやその他の人のツイート、その他私が調べたことをまとめています。
私は医療関係者ではありません。
実際の予防など正確な情報は各自調べてみてください。

WHOのサイト(自動で翻訳されます。)

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019