有給休暇取得義務化についての解説!

2019年4月から有給休暇を5日以上従業員に取らせることが義務化します。
(10日以上の有給休暇がある従業員)

詳しい制度については以下をご参照ください。https://www.mhlw.go.jp/content/000350327.pdf

有給休暇を取らせないと罰則が!

そしてこれを破ると罰則があります。
30万円以下の罰金がそれにあたります。

罰則だけなら良いですが、「あそこの会社は有給をとらせない会社だ」と噂がたったら大変です。
有用な人材が集まりません。

ただでさえ人材難の時代ですからね。

ちなみに有効求人倍率は1.64で、数字の上では完全雇用が実現されていることになります。

まあ、上記の数字は若い人向け、あるいは「仕事と給料を選ばなければ」という前提です。

有給もとらせられない効率の悪い会社は生き残っていけません。

働き方を見直そう!

というわけで働き方を見直す、ということが急務になります。

効率化につきましては、以前の記事をご参照ください。

早く帰るためにその一。タイムスケジュールを書き出すことから始めよう!

簡単に書くと、効率化は以下の手順で行います。

  1. 自分の一日の仕事を分単位で書き出す
  2. 書き出した仕事を見て、長い部分を削れないか検討する
  3. 上記をみて、細切れの仕事で、同じような仕事はまとめて行う
  4. 作業(ルーティンワーク)と仕事(付加価値を生み出す業務)を分ける
  5. ルーティンワークはIT化できないか検討する

といった流れです。

早く帰れ、休めというのはハラスメント?!

しかし上司はただ単に「早く帰れ、休め」だけではハラスメントになる可能性があります。

2018年の流行語大賞ノミネートに「ジタハラ」という言葉があります。

これは「早く帰れ、休め」というばかりで仕事の配分を考えないとハラスメントになる、というもの。

つまり社員が効率化を考えるのはもちろんですが、会社の経営として効率化を考えないといけない、ということです。

その他、効率化のヒントはIT化です。

昔からの言われていますが、なかなか実践されているところは少ないように思います。

効率的に働いて楽しい人生を送りたいものです。