簡単で美味しい梅干しは、干したらダメです。

梅干しなのに干さないほうがいいですよ。

干さないほうが、ポタポタの食感で、美味しいんです。

うちのオヤジが手抜きをして作った梅干しが激うまでした。

ただ漬けるだけ。半年もつければ食べられます。

うめぼさず。

一時期おにぎらず、というのが流行りましたね。それと同じで梅干さず(うめぼさず)。これです。

普通、梅干しは干して作ります。

しかし親父が梅干し作りをするとき、梅を干さないそうです。「めんどくさいから干さなかった」、と言っていました。

干す作業って大変なんですが、じゃあ、干さなきゃ良いんですね。

干さない梅干しの簡単な作り方レシピ

というわけで、干さない梅干しの作り方を公開します!

  1. 収穫した梅のヘタの部分をつまようじなどで取る。
  2. 漬ける甕や瓶に塩と梅を交互に入れていく
    (クエン酸や穀物の酢を入れたほうが、殺菌にもなるし、味もマイルドになるようです。ちなみに親父は入れません。梅から出てくる梅酢のみを使用します。)

これだけです。

難しいことは何もいりません。

ポイントは塩は多めに入れる、ということです。

塩加減は適当!多めに入れる!

塩を入れすぎるとしょっぱくなります。逆に塩が少ないとカビます。

カビると嫌なので親父流では塩をたくさん入れます。しょっぱくないの?とお思いでしょうが、大丈夫。塩抜きすればオッケーです。

しょっぱい場合は塩抜きする

オヤジ流梅干しはしょっぱくなった梅干しは塩抜きして食べればいい、ということです。
どうやるかというと、食べる3日前くらいに梅干しを水に浸して冷蔵庫に入れておきます。

こうすると3日くらいで塩気が抜け、ちょうどよくなります。
(それでもしょっぱいときは水を替えてもう少し晒してみてください。)

干さない梅干しのお味は?

干さない梅干しは、干した梅干しと見た目は違います。

まず表面のシワシワがなく、ふっくらしています。

そして味は?というと、

これが美味しい!

ポタポタとしていて、やわらかく、美味しいんです。

梅干しって、おばあちゃん以外の人が作ったら美味しくないんだろうな、と思っていました。

間違っていました!

親父の造る梅干し最高!目からウロコです。

おにぎらず、の具は梅干さず、に決定ですね!

干すのが大変な梅干しづくり

梅干し作りって干す作業が大変なんですよね。

雨が降ったらもちろん干せません。

しかし干せないその間にも梅は腐食していきます。

時間との闘いですよ。

うちのおばあちゃんも、天気まわりが悪く、梅をダメにしたことがあるそうです。

しかし、うちのオヤジは、梅を干さなかったのです。

きっかけは昨年天気が悪く、梅を干せなかったという後ろ向きな理由。

干さないことで梅干しがおいしくなるなんて。

そもそも梅干しを干す理由って?

梅干しは「土用干し」といって、土用のころ(7月20日前後)に干しますね。

そもそも梅干しを干す理由はなんなのでしょうか。

以下の理由が考えられます。

  1. 太陽に当てることによって、ビタミンが増える
  2. 干すことによって、味が凝縮され、美味しくなる
  3. 保存性が増す

以上の3点です。

1.の栄養が増えるですが、梅干しはそもそも栄養で食べる人はあまりいないと思います。

あの味が好きかどうかっていう食べ物でしょう。常食するようなものでもないですし。

クエン酸は間違いなく豊富なので、疲労回復という役目は干さなくても十分果たせると思います。

2.の味が凝縮される、ですが、前述したように、干さないほうが美味しいです。

3.保存性が増すですが、1年ほどで食べきるのなら特に問題ないように思います。

だから干す理由はあんまりないと思います。

というわけで手軽に干さない梅干しを作ってみましょう!!