荷物がたくさんあると、積み重ねて保管すると思います。
でもたくさん積むと荷物が崩れることがあるんです。
積み方が悪いとちょっと触っただけでも崩れます。
また、段ボール箱が水濡れして、変形している場合があります。
そういったときはまっすぐ積んでもだんだん斜めになって倒れてしまいます。
それからパレットや台車に荷物を乗せて移動させることもあります。
そんなときに大事な荷物を崩れないようにする必要があります。
あるいは日本では地震が来ることも想定しなくてはいけません。
大事な荷物が地震によって崩れ、壊れたら困りますよね。
荷崩れ防止 荷物をしっかりと積むにはロッキング現象対策が必要
荷物はまっすぐ積んでしまうと荷物が崩れやすくなります。
ロッキング現象と言って倒れそうになった前の荷物を後ろの荷物がさらに押してしまうため崩れやすくなると言われています。
今日は崩れないように積む方法「組む」という方法をご紹介します。
荷崩れしないように組んで積む!
荷物を積むときに「組む」、というやり方があります。
これは荷物を噛み合わせて崩れなくする知恵です。
崩れないで荷物を積むのは難しくありません。考え方は簡単です。
一段目と違うパターンで二段目を積む、というものです。
互い違いに積む!
一番単純なのは互い違いに積むことです。
こんな風に縦が横の倍の長さに近いとこれでも大丈夫です。
しかしこの積み方はちょっと揺れに弱かったりします。
それに箱の長さはこんなにきれいな比率のことはほとんどありません。
また、積む場所を効率的に使いたい場合もありますね。
そのため、他の組み方も知っていると便利です。
奇数で組んで積む!
奇数の数にしてそれとそっくり反対の積み方を二段目はして行くというものもあります。
三段目はまた反対、四段目はまたその反対という風に互い違いに組んで行くやり方です。
こうすると、最初の組み方よりも、荷物が崩れないんですね。
まわして積む!
「まわし」と言われている積み方があります。
これは円を描くように荷物を置きそれを1パターンずらせて積んでいくやり方です。
これもがっちり詰めてしかも 場所スペースを有効活用できます。
この他にも色々な積み方がある!
基本的な積み方を3つご紹介しました。
この他にも応用で色々なパターンがあります。
以下は一段を5個にしたパターンです。
ちなみに物流関係の人は一段に積む個数のことを「本」と表現します。
上記の5個積みの場合、「5本ばい」と言ったりします。
7個積みの場合、「7本ばい」と言ったりします。
由来等は私もわかりません。
このように基本か分かるとスペースに応じて色々な積み方があります。
まるでテトリスでパズルをやるように有効な方法を考えてみてくださいね。