ますこをご存知でしょうか。
ますこは「マスの卵」のことです。
ますこと筋子、この違いについては、以下のページを参照してくださいね!
ますこ、筋子、いくらの違いとはhttps://fish-neta.com/masuko/
さて、ますこが出回る時期を見ていきましょう。
ますこが出回る時期は?
さて、ますこがいつ出回っているか?というと、現在は冷凍技術が発達しているので、一年中出回っています。そうはいっても一応新物(その年の初物)が出回る時期があります。その辺りをみていきましょう。
ますこは大きく分けると3つの種類があります。
- 北海道産のカラフトマスのますこ
- アメリカ産のカラフトマスのますこ
- ロシア産のカラフトマスのますこ
だいたいスーパーで出回わっているものは産地は違えどもカラフトマスのますこです。
北海道産のますこの出回る時期
北海道産のカラフトマスは、春から夏にかけて水揚げされます。
このうち、卵をお腹に抱えているのは夏のカラフトマス。
なので、北海道産のカラフトマスのますこは、加工されて秋から出回ります。
アメリカ産のますこの出回る時期
アメリカ産のカラフトマスりの水揚げは北海道より少し早く、初夏です。
初夏に水揚げされ、日本に輸入されて加工し、スーパーに並ぶのはやっぱり10月以降になりますね。
ロシア産のますこの出回る時期
ロシア産のカラフトマスの水揚げは、これまた初夏です。
ロシアは日本に近いので、アラスカよりも早いタイミングで日本に入ってきます。
9月の下旬くらいにはスーパーに並ぶはずです。
ますこの値段は?
ますこは鮭のいくらに比べ、値段が安いです。
マスはサケ科の魚としてはたくさん取れるので、値段が安くなるのですね。
また、粒が小さいので、サケのイクラに比べると評価が下がることも値段が安いことの一因です。
サケのイクラとますこのイクラの値段を比べると
- サケのイクラ 100gあたり780円(2020年)
- ますこのイクラ 100gあたり580円(2020年)
いずれも筆者調べによる
というわけで2割ほどの価格差がありますよね。ますこの値段はとても安いですね。
ますこの値段が安いので、回転寿司やスーパーのパック寿司のイクラの軍艦に使われています。でも全然美味しいですよね。
2020年のますこイクラの値段は?
それでは今年、2020年はますこイクラの値段はどうなっていくのでしょうか。
産地別に見ると、
- ロシア 不漁
- アメリカ 昨年よりは獲れてない
- 北海道 昨年よりも獲れている!
というところです。
昨年から今年にかけての主力のロシア産が少ないので、価格は上がりそうです。
北海道産のますこイクラは豊富にありそうです。ただ、北海道産は粒が小さく、色が黒い傾向にあります。
また、今年の日本や世界の秋鮭が不漁になりそうなことから、サケいくらの価格が上がりそうです。
そんなことを考えると、ますこイクラは値段が上がりそうです。
ますこの出回る時期や値段は?のまとめ
というわけでますこについて、出回る時期や値段をみてきました。まとめると
- 現在は冷凍設備が充実していて、ますこイクラは一年中出回っている
- 北海道産のますこも輸入のますこも、新ものは秋以降出回る
- 価格は100g580円で、サケいくらの20%オフ!
- 2020年以降は値段が上がりそう
というものでした。
ご参考になさってくださいね!
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