こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
2023年ベビーホタテがの値段がさらに上がりそうです。
でも下げる要因も結構あります。
はたして値段はどうなるのでしょうか。
上がる要因・親貝となる稚貝が減る!
値段が上がる要因としては親貝となる稚貝がへい死していることです。
ヤフーニュース参照
これは2010年に次ぐレベルだそうです。
上がる要因・輸出が好調
帆立類は輸出が好調のため価格が上昇しています。
更に原産が確実となると値上げは確実ですね。生産者からすれば輸出をすれば高く売れるのです。なので国内へ売る必要はないのです。
先物である稚貝の値段を見て価格は動くので来年も値段が下がることはなさそうです。
上がる要因・仕事買い
上がる要因として仕事買いがあります。仕事買い、というのは工場を稼働させるために高いのを承知で無理やり買うということです。
値段が高くても工場を稼働させるために買うので必然的に価格は高くなってしまいます。
上がる要因・そもそもを帆立を作る生産者が減っている
そもそも帆立の親貝を作る生産者が減っています。
育てる期間が長くなればなるほどへい死するリスクも高まるわけです。
ましてやこの高水温の時代です。
生産者はますます親貝を作らずに半成貝のうちに出荷してしまうという風になってきています。
それは後々の自分たちの生産するベビーホタテの親貝を作らないということでもあります。
自分たちで自分たちの首を絞めるという状況ですが取り敢えず目先のことで動くしかないのでこういう状況になっています。
もしかしたら親貝を北海道から買ってくるという算段なのかもしれません。
でもそうなると北海道で生産してる親貝のボイルホタテが高くなるということですね。
ただしベビー帆立が下がる要因もあります。
下がる要因・原発処理水の海洋放出で中国が買わない?
一方今まで大きな買い手であった中国政府は福島第一原発の処理水海洋放出をすれば太平洋側の水産物は買わないと言っています。
これはおそらくホタテも含まれると考えています。
そうなれば価格の下げ圧力になるのではないでしょうか。
下がる要因・為替が落ち着いてきた
ベビー帆立が下がる要因の一つとして、為替が落ち着いてきたこととが上げられます。
一時期150円台になった為替(ドル円)は、現在(2023年1月)120円台に落ち着きました。
下がる要因・アメリカの景気後退
もう一つはアメリカの景気が後退していることが挙げられます。
アメリカは帆立を養殖するくらい、帆立を食べます。
回復したらという話です。
どちらにしても不確実な話ばかりです。
2023年、ベビーホタテの値段はどうなる?高くなる?まとめ
というわけでベビーホタテが高くなる原因ついて見てきました。
来年2023年度以降のベビーホタテは高くなる要因としては
- 先々後親貝が減る
- 仕事買い
- 為替の状況
- 海外のホタテの減産
以上が高値要因です。
一方下げ要因としては
- 為替が下げる?
- 汚染処理水の海洋放出で中国が買わなくなる
- 米国のホタテ生産が回復の可能性
などが挙げられます。
いずれにしても不確実な要因ばかりです。
しかし一つ一つのニュースを読んで価格を判断していきたいと思っています。