スルメイカについてのまとめ
スルメいかの寿命は一年です。
東シナ海から北海道にかけ広い範囲で分布しています。
生まれた時期により主に
・秋季発生群
・冬季発生群
と分かれるそうです。
【スルメイカと真いわしの関係?仲が悪いの?】
スルメイカは真いわしが獲れる時代には少なくなるそうです。
生態系の最下層にいる魚の陣取り合戦なのでしょうか。
一昨年2015年は真いわし、スルメイカともに少なかったです。
昨年2016年より真いわしの漁は増えてきている(特に北海道)と思います。
全体的にはするめいかの資源は中程度と考えられているそうです。
ただ、漁獲できていないということです。
近年は温暖期で、スルメイカにはよい時代らしいのですが、日本海の水温上昇で産卵
場所(南方)への移動時期が遅れているそうです。
産卵場所への移動が遅れるとすでに餌が少ない時期になっていて、結果スルメイカが
減る、と考えられるそうです。
するめいかは温度変化に敏感な魚らしいです。
なので最近では漁船による温度調査を行い、それに基づき漁をする海域を決めている
そうです。
このシステムが効率的に運用されてくればもう少しスルメイカが獲れそうですね。
スルメイカは養殖出来るのか?という問いに答えた記事もご参照ください。