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アンコウのオスはメスに吸収される!?深海魚の驚きの繁殖方法

アンコウのオスはメスに吸収される!?深海魚の驚きの繁殖方法

「アンコウのオスはメスに取り込まれるらしい。」

そんな話を聞いたことはありませんか?

実はこれは作り話ではなく、深海にすむ一部のアンコウの仲間で実際に見られる繁殖方法です。

オスはメスを見つけると噛みつく

深海では仲間と出会うこと自体がとても難しい環境です。

そのため、オスはメスを見つけると体に噛みつき、そのまま離れません。

時間が経つと皮膚や血管がつながり、オスとメスは一体化してしまいます。

最後は精子を作る役目だけに

さらに驚くことに、一体化したオスは目や消化器などの器官が退化し、栄養はすべてメスから受け取るようになります。

最終的には精子を作る役目だけを残し、メスの体の一部のような存在になります。

深海では一度の出会いを逃さないため、このような進化をしたと考えられています。

スーパーで売られているアンコウは違う

ここで注意したいのは、スーパーや魚屋で見かけるアンコウがすべてこの繁殖方法をするわけではないということです。

日本で食べられているアンコウは、このようにオスがメスと一体化する種類ではありません。

「アンコウ」とひとくくりにされますが、深海にすむチョウチンアンコウの仲間だけが持つ、とても珍しい繁殖方法なのです。

まとめ

アンコウは鍋がおいしい魚というイメージがありますが、生態を知るとさらに面白さが増します。

魚の世界には、私たちの想像を超える進化や生き方がたくさんあります。

これからも魚屋ならではの視点で、「食べるだけでは分からない魚の面白さ」を紹介していきます。

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