キャッシュレスで5%還元は販売する方にとってはお得か?

【キャッシュレスで5%還元の波に乗ろう】

消費増税に伴ってポイント還元がなされます。
キャッシュレスを中小小売店で利用するとなんと5%キャッシュバックされます。

8%+2%-5%=5%!!

つまり実質消費税が5%に下がる、ということです。

原資は税金!

この官製キャッシュバックの原資は税金です。

その為、今年度の国の予算は104兆円と過去最大になっています。

現金払いだと、税金はとられるのにキャッシュバックは受けられない、と損しかしない状態です。

なのでポイントバックを受けるためにもキャッシュレスは必須です。

消費者はやらないと損するだけなので多くの方々がキャッシュレス化すると思います。

ポイントバックの条件

ポイントバックのお店には条件があります。

  • 中小企業
  • 食料品など軽減税率適用の店は対象外

といったところです。

※2019年時点での、私的な見解について書いています。実際の状況に関しては官庁発表をご確認ください。

消費税還元セールをすると盛り上がった!

ここで思い出してもらいたいのは以前の消費税還元セール。
これはほんの数パーセントの割引でしたが、大いに消費が盛り上がりました。

ここから考えると5%還元すればノーリスクで売上に貢献できそうですね。

中小企業でキャッシュレス対応できていない企業はぜひ導入しましょう。

あるクレジットカード会社の調査だと、クレジットカードの場合は、統計的に約22%余計にお金を使うそうてす。

高額商品ならなおさらですね。

またキャッシュレスは経費を削減する効果もあります。
レジでの手間(お釣りのやり取りなど)を減らす、従業員による盗難防止、レジ締め不要、現金の管理などか無くなります。

キャッシュレスはお年寄りには無理?

ところでお年寄りには無理、という意見もあります。

ちなみにキャッシュレス先進国の中国ではお年寄りやホームレスですらスマホでのキャッシュレス決済を行っています。

キャッシュバックという分かりやすいインセンティブがあれば、お年寄りも意外とすぐにキャッシュレスに移行すると考えています。

キャッシュレスはお店側は手数料を取られる!

ただ、キャッシュレスにするとお店は売上の数%、多いところは4%くらいの手数料を取られます。

この経費増をどのように考えるかですね。

このように経費か増えても売上増加で賄えるのか、検討する必要があります。

仮にクレジットカード並みに売上が22%増えるとします。(確かクレジットカードを使うと22%余計にお金を使う、というデータがあったはず22%)
100万円の売上で営業利益が5万円とします。
キャッシュレス会社に払う割合は4%とします。

100万円×増加分1.22=122万円
122万円×営業利益率5%=6.1万円(営業利益)

122万円×4%=4.88万円

あらら、営業利益が下がってしまいました。
5>4.88

この減少分の 0.1%をどうみるかですね。

0.1%なら人件費などでペイできそうです。

いずれにしてもキャッシュレス に移行するとなると 経費をどれだけ下げられるかどうかということにフォーカスすれば良いような気がします。