中国ではしばらく新型コロナウイルスの市中感染が0か、ほんのわずかでした。
しかしここ最近市場など、輸入ものを扱う人たちの間でコロナ感染が拡大しています。
そのため中国政府が迅速に動き 輸入品のコロナ検査を実施しています。
みなと新聞より
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/107478
水産物に新型コロナウイルスが付着していたら廃棄処分
輸入品にコロナウイルスが発見されると、そのロットは焼却処分となるそうです。(ソース:みなと新聞コラム松井味噌のここが味噌より)その焼却処分したものは代金を支払ってもらえません。なので中国へ輸出した業者としては全部損失となります。
そういうリスクがあるので、中国に輸出したくない、という企業も出てきています。
中国国民は政府を信頼
ただ、みなと新聞に掲載の松井味噌代表の松井さんのコラムによると、国に対する信頼感はあるそうです。
中国の指導部はよくも悪くも、迅速に動きますから。
中国は世界の工場です。日本もノルウェーのサバや日本のサバを中国に入れて三枚おろしなどの加工をしています。
こうなると日本の輸出、輸入金額も 落ちるということになります。
中国への輸出をリスクと考える国が増える
こういう状況になってくると中国への輸出をリスクと考える国が増えます。
そうなると少ない資源を中国と取り合っていた日本のような国は恩恵を受けるのかもしれませんね。
この中国の検査はがあまりにやり過ぎになってくると もしかしたら輸入品は中国より数日本へ向かうかもしれません。
例えばサーモン関係やエビなどですね。
また中国へ輸出していた 北海道産の鮭やホタテなどが中国へ行かず日本国内に流通する可能性もあります
コロナ禍で日本の飲食店が営業しない中、高級食材などの価格下落がさらに加速するような気がします。
食品に新型コロナウイルスは付着しない、というのは間違いだったかも?
以前このブログで「食品のにコロナウイルスは 付着しない」というようなことを書きました。しかし、どうも今の中国の状況を見ると間違っていたのではと思い始めています。
間違っていなくても実際に輸出先がそういう行動に出るのであればコロナウイルスが付いているのと同じことですね。