明けましておめでとうございます!今年もお魚のネタ帳をよろしくお願いいたします!!
お正月に縁起物として食べられる伊達巻き。お正月にしか食べませんが、美味しいですよね!
ところで、伊達巻って魚のすり身が入っているのをご存知ですか?魚のすり身と小麦粉を合わせて、カステラのようになっています。
なぜ伊達巻きに魚のすり身を入れるのか?
昔から疑問だったのですが、和風スイーツになぜ魚のすり身を入れるのでしょうか?
調べたのですが、良くわかりません。なので、ここからは想像で書いていきます。
【この記事の概要】
伊達巻きにすり身を入れる理由
- 魚が余ったのですり身にして伊達巻きに入れた
- 伊達巻きにすり身を入れると美味しいから
- 魚の栄養が摂れるから
というのが推測です。
さっそくみていきましょう!
魚が余ったので伊達巻きに入れた!
昔は魚が余ったのですり身にして伊達巻きにいれた、というのが推測です。
漁師町では、魚が余って食べきれないこともしばしば。昔は冷凍などは出来ませんでした。その為、その日獲れた魚は早めに食べきることが必要でした。
食べきれない魚はすり身にして、さつま揚げやちくわ、蒲鉾などに加工されました。
その一環で、伊達巻きにも加工されたのではないかと思います。
毎日さつま揚げじゃ飽きてしまいますよね。なんとか消費しようとスイーツに練り込んだ、というのが一つの推測です。
伊達巻きにすり身を入れると美味しいから!
また、考えられるのは、伊達巻きすり身が入ると美味しいから、というものです。
そもそもスイーツと惣菜の線引きは曖昧です。餅なんて、ある時は主食として、またある時はあんみつスイーツなどに変身します。また、西洋でも小麦粉をパンやケーキに使いますよね。卵も惣菜にもスイーツにも使います。
そんなわけで、美味しさを求めてすり身を使った、ということが考えられます。
伊達巻きにすり身が入るとしっとりする
伊達巻きにすり身が入るとしっとりします。前出の伏見蒲鉾さんの伊達巻き大は、すり身がしっかりと入ったしっとりタイプの伊達巻きです。他の伊達巻きと持ち比べると、ずっしりした重みが伝わってきます。
食べると若干魚のくさみがあります。年配の方は「そのくらいじゃないと伊達巻きじゃない」とおっしゃいます。
伊達巻きのすり身を減らすとふんわりカステラタイプになる!
伊達巻きのすり身を減らすと、ふんわりとしたタイプになります。
これはこれで美味しいですよね!
伊達巻きにすり身を入れると魚の栄養が摂れるから!
伊達巻きにはすり身が入っているため、スイーツとしては多めにタンパク質が入っています。
伏見蒲鉾さんの伊達巻きをみると、100グラムあたり9グラムです。
こうすることで、さりげなくタンパク質を摂取出来ます。
以下はスギヨさんの伊達巻きです。
こちらは一本130g食べると11.6gのタンパク質を摂取出来ます。
伊達巻きに魚のすり身を入れる理由まとめ
というわけで、伊達巻きに魚のすり身を入れる理由を考えてみました。
まとめると、
- 魚が余ったのですり身にして伊達巻きに入れた
- 伊達巻きにすり身を入れると美味しいから
- 魚の栄養が摂れるから
というものでした。
もし伊達巻きにすり身を入れる理由をご存知でしたら、コメントくださいね!