伊達巻きに魚のすり身を入れる理由を考えてみました。

明けましておめでとうございます!今年もお魚のネタ帳をよろしくお願いいたします!!

お正月に縁起物として食べられる伊達巻き。お正月にしか食べませんが、美味しいですよね!

ところで、伊達巻って魚のすり身が入っているのをご存知ですか?魚のすり身と小麦粉を合わせて、カステラのようになっています。

なぜ伊達巻きに魚のすり身を入れるのか?

昔から疑問だったのですが、和風スイーツになぜ魚のすり身を入れるのでしょうか?

調べたのですが、良くわかりません。なので、ここからは想像で書いていきます。

【この記事の概要】

伊達巻きにすり身を入れる理由

  1. 魚が余ったのですり身にして伊達巻きに入れた
  2. 伊達巻きにすり身を入れると美味しいから
  3. 魚の栄養が摂れるから

というのが推測です。

さっそくみていきましょう!

魚が余ったので伊達巻きに入れた!

昔は魚が余ったのですり身にして伊達巻きにいれた、というのが推測です。

漁師町では、魚が余って食べきれないこともしばしば。昔は冷凍などは出来ませんでした。その為、その日獲れた魚は早めに食べきることが必要でした。

食べきれない魚はすり身にして、さつま揚げやちくわ、蒲鉾などに加工されました。

その一環で、伊達巻きにも加工されたのではないかと思います。

毎日さつま揚げじゃ飽きてしまいますよね。なんとか消費しようとスイーツに練り込んだ、というのが一つの推測です。

伊達巻きにすり身を入れると美味しいから!

また、考えられるのは、伊達巻きすり身が入ると美味しいから、というものです。

そもそもスイーツと惣菜の線引きは曖昧です。餅なんて、ある時は主食として、またある時はあんみつスイーツなどに変身します。また、西洋でも小麦粉をパンやケーキに使いますよね。卵も惣菜にもスイーツにも使います。

そんなわけで、美味しさを求めてすり身を使った、ということが考えられます。

伊達巻きにすり身が入るとしっとりする

伊達巻きにすり身が入るとしっとりします。前出の伏見蒲鉾さんの伊達巻き大は、すり身がしっかりと入ったしっとりタイプの伊達巻きです。他の伊達巻きと持ち比べると、ずっしりした重みが伝わってきます。

食べると若干魚のくさみがあります。年配の方は「そのくらいじゃないと伊達巻きじゃない」とおっしゃいます。

伊達巻きのすり身を減らすとふんわりカステラタイプになる!

伊達巻きのすり身を減らすと、ふんわりとしたタイプになります。

これはこれで美味しいですよね!

伊達巻きにすり身を入れると魚の栄養が摂れるから!

伊達巻きにはすり身が入っているため、スイーツとしては多めにタンパク質が入っています。

伏見蒲鉾さんの伊達巻きをみると、100グラムあたり9グラムです。

こうすることで、さりげなくタンパク質を摂取出来ます。

以下はスギヨさんの伊達巻きです。

こちらは一本130g食べると11.6gのタンパク質を摂取出来ます。

伊達巻きに魚のすり身を入れる理由まとめ

というわけで、伊達巻きに魚のすり身を入れる理由を考えてみました。

まとめると、

  1. 魚が余ったのですり身にして伊達巻きに入れた
  2. 伊達巻きにすり身を入れると美味しいから
  3. 魚の栄養が摂れるから

というものでした。

もし伊達巻きにすり身を入れる理由をご存知でしたら、コメントくださいね!