近年、腸内細菌の色々な役割が解明されつつあります。
ビタミン群を作り出したり、食物繊維を分解してエネルギーに変えたりと多面的な働きがあるそうです。
また、病原菌を退治するという役割もあるそうです。
でも色々な疑問がわきます。
- そもそも腸内細菌とは、小腸・大腸どちらに棲む菌のことか?
- 大腸は水分しか吸収しないのに栄養を生み出す意味ある?
- 大腸で病原菌を退治するのでは遅すぎない?
私はこんな疑問が重いうかびます。
なかなかズバリはっきりとした答えがないのです。
今日は腸内細菌とは大腸をターゲットにしているのか?それとも小腸か?ということについて考えてみたいと思います。
腸内細菌が住むのは主に小腸か?大腸か?
まず、腸内細菌が棲むのは小腸のことが大腸のことかということです。
腸内細菌といえば大腸に住み着いているというイメージです。
ナチュレ恵のサイトに「役割も棲んでいる菌も違う小腸と大腸」とあります。
ガゼリ菌は小腸で活躍するそうです。
また、ビフィズス菌は大腸で活躍するそうです。
このように小腸にも菌がいて、活躍しているようです。
数は大腸に比べると少ないようですね。
大腸で作られた栄養はどうやって吸収する?
また、上記に関連して大腸で作り出した栄養はどうなるのでしょうか。
大腸というのは水分を吸収したりして便を作るところですよね。
腸内細菌が栄養を作り出しても吸収されなくては意味がないですよね。
ではどうやって腸内細菌が作り出した栄養が体内に吸収されるのでしょうか。
調べると、栄養は水分と一緒に吸収されているそうです。
また、まだ解明されていない部分もあるそうです。
もしかしたら大腸から栄養を吸収する仕組みがあるのかもしれませんね。
大腸で病原菌を退治するのは遅すぎない?
また、大腸は病原菌をやっつける最前線などと言われています。
でも大腸はもう最終地点ですよね。
病原菌を最終地点まで引っ張っても大丈夫なのか、という素朴な疑問が浮かびます。
そもそも病原菌は小腸で「パイエル板」と呼ばれる免疫システムによって取り込み、退治されるそうです。。
どうやら胃で死ななかった菌を小腸で退治して、それでも死ななかったものは大腸で撃退する、ということらしいです。
腸内細菌は大腸にいる?大腸から栄養の吸収はどうやって行う?細菌との戦いは大腸では遅すぎない?まとめ
というわけで、私が疑問に思ったことを色々調べて、Quoraにも質問して、得た回答などで得られたことをまとめてみました。
まとめると
- 腸内細菌とは、主に大腸に棲む菌のこと
- 小腸にも少ないが菌が棲息し、重要な役割を担っている
- 大腸で生成された栄養は水分と一緒に吸収される
- 吸収メカニズムには未解明な部分がある
- 大腸で病原菌を退治することについては、胃や小腸での免疫システムが先行しており、大腸は最終的な防御拠点として機能する
ということでした。
ご参考になさってくださいね!