骨髄液って知ってますか?
血液を作り出す、血液の材料みたいなものですね。
これが動物の骨の中に入っています。
骨髄液は美味しかった!
骨髄液が染み出すと魚は美味しくなります。
この液は旨味の塊のようなものです。
血液を作り出す細胞が集まっているからです。
原始人も骨髄液を利用していた!?
昔、原始人 たちは捕まえた動物の骨を砕いて骨髄液を吸ったりしていたそうです。
マンモスの骨を折って骨髄を取り出して食べたり、液を飲んでいたそうです。
エイラの冒険という本のマンモスハンターという巻を読んで、なぜ原始人はマンモスの骨髄液を飲むのか不思議でした。
原始人は美味しいから骨髄液を飲んでいたのですね。
現代でも利用される骨髄液
それほどおいしい骨髄液は現在でも利用されています。
焼肉の骨付きカルビって美味しいですよね。
あれは骨ごと 焼くことによって骨から骨髄液が染み出し、それが肉に染み込むんです。
だから骨付き肉は美味しいのです。
魚だと例えば焼津の塩サバなんかに利用されています。
塩サバを作る時に骨髄液が滲み出るように真ん中の背骨を傷つけます。
こうすることによって骨髄液が身に染み渡りとっても美味しい塩サバになるんです。
それと骨のついた魚が美味しいというのはこの骨髄液のせいもあるのではないでしょうか。
私も魚の骨の周りの肉 が好きで骨をしゃぶって周りの肉を丁寧に食べたりします。
骨から染み出してくる骨髄液が美味しいからではないかなと思っています。
まとめ
ということで今回は骨髄液は美味しいという話でした。
まとめると
- 骨髄液は縄文人も利用していた
- 骨髄液は美味しい
- 骨付きカルビなどの形では利用している
- 魚も骨髄液を利用すると美味しくなる
ということでした。
骨を捨てるなんてもったいないです。
昨今の骨取り魚が美味しくないのは骨髄液を利用出来ないからかもしれませんね。