こんにちは!
皆さんは携帯電話のキャリアはドコモですか?auですか?それともソフトバンク?
私はスマホは格安SIMを使っています。
普段特に通信速度不満は無いのですが、不満な時がたまにあります。
それはお昼の時間帯です。
お昼の時間帯はユーザーが一斉にスマホを使用します。
DOCOMOなどの回線を借りている格安SIM業者はお昼には後回しにされます。
なので私のスマホはお昼に通信速度が遅くなります。
そこで表示されるのが軽量版です。
Googleのサービス、軽量版とは?
最近Googleのクロムというブラウザでネットを見ていたところ、上のURL のところに「軽量版」と書かれていることに気が付きました。
先ほどもいたように、お昼になることが多いです。
これは回線が込み合い、通信速度が遅くなるため、Googleのほうで自動でデータを絞って速く表示させてくれているようです。
※Facebookをクロムで表示した場合
このように軽量版と表示されます。ちなみに英語圏では「Light」と表示されるそうです。
Googleが「表示が遅くなりそう」、と判断するとこの軽量版が自動的に表示されます。
以下、Googleのページからの引用です。
サーチコンソールヘルプページ:https://support.google.com/webmasters/answer/6211428?hl=ja
Google では、低速のモバイル クライアントで検索しているユーザー向けに、軽量で読み込みが速いページを表示しています。
趣旨としては低速の回線の時に自動で軽くしてくれる機能、ということですね。
その仕組みとしては
低速のクライアントでもスムーズに表示できるよう、ウェブページをその場でコード変換するので、ページの読み込みが高速になり、データ通信量が節減されます。この技術は Web Light と呼ばれています。
とのことです。
技術的なことは分かりませんが、データ通信量が節減されるようですね。
関連コンテンツの大半が維持され、元のページを表示するリンクもユーザーに提示されます。
関連コンテンツがほぼ表示されるので、サイトの運営者は気にしなくていいよ、という感じですかね。
最適化したページの読み込みは元のページより 4 倍速く、使用するバイト数も 80% 削減されます。
と、これだけ速くて、しかもギガを節約できそうですね。
こうしたページは高速で読み込めるので、ページヘのトラフィックも 50% 増加しました。
この軽量版にすると、トラフィック(アクセス数)が増えるよ、ということですね。
サイト運営者は特になにもしなくても軽量版表示に
この軽量版は特にサイトを作る側は何もしなくてもいいです。
Googleのほうで勝手に軽量版で表示してくれます。
この軽量版を表示したくない場合は
自分のページをコード変換したくない場合、ページのレスポンスに HTTP ヘッダー “
Cache-Control: no-transform
” を設定します。Googlebot でこのヘッダーが読み取られると、ページはコード変換されません。
とのことです。
Google軽量版は収益に影響があるの?
サイトを運営する側として、心配なのが、広告が表示されずに収益が落ち込むこと。
軽量版は私が見た感じ、広告が表示されませんでした。
トラフィックが 50% 増えているので、この機能はサイトの収益化に役立つと期待しています。
つまり、「サイトへのアクセスが増えるから、収益も増えるといいね」くらいの言い方ですね。
見てくれる方があってのサイトなので、ユーザーの利便性が高まるのは良いことだと納得しました。
Google軽量版はどのブラウザで使えるのか
Googleのページによると、
現在、ページがコード変換されるのは、Chrome ブラウザと Android ブラウザ(バージョン 2.3 以上)、Google Go からの検索です。
https://support.google.com/webmasters/answer/6211428?hl=ja
ということです。
また、Googleアナリティクス(Googleの分析ツール)が一部制限されるようです。
AMP と軽量版の違い
それではAMP と軽量版は何が違うのでしょうか。
Google AMPとは
AMP は2015年にGoogleにTwitterなどか協力したプロジェクトとしてスタートしました。
モバイルで高速にページを読み込めるように、サイトの構造を変えています。
これだとURL から変わるので、どんなモバイルブラウザでも対応しています。
AMP にしたいサイト管理者は自分のサイトをAMP の構造に作り直す必要があります。
またサイトのアドレスも変わります。
AMPと軽量版の違い
つまりAMP と軽量版の違いとは、サイトの構造から変えるAMP に対して、余計な表示を抑さえて高速に表示する軽量版、という感じです。
私の考えですが、もうGoogleはAMP には力を入れていない感じがします。
来年にもスタートする5Gになるとモバイルの通信速度が無線LAN並みになるそうです。
そうするとわざわざサイトの構造を変えるAMP は必要ない、とGoogleは判断したのではないでしょうか。
その5Gまでのつなぎで、軽量版を運用しているのかな、と思います。
軽量版があれば格安SIMでもいけるよ!
というわけで、Googleさんの格安SIM援助策じゃないの?とも思える軽量版でした。
私はもう4年くらい格安SIMを使っています。
スマホの機種代と通話料は別して、通信と通話で月2000円くらいです。
通話はLINEの無料通話を使うので、ほぼ通話料はかかりません。
携帯料金が70%引きになった人もいます。
私もその他一人です
通信品質は私の使い方だとほとんど変わらないです。
家でWi-Fi(無線LAN)もありますし。
と言うわけで、スマホはSNS メインという人は格安SIM、試してみてもいいかもしれませんね。