こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。

先日、珍しい食材をゲットしました。それはマンボウの切り身です

マンボウを食べる機会なんて、なかなかないですよね。

お魚屋さんに「これって美味しいんですか?」と聞いてみると、
安いってことは、それなりの味なんだろうね!」と一言。ちなみにウィキペディアには「美味しいとされる」と書かれていました。

……なんだか不安と期待が入り混じった気持ちになってきました。でもせっかくなので、色々と試してみました!

マンボウの値段は?コスパ抜群の激安食材!

マンボウの切り身は 100グラムあたり約70円 で販売されていました。

鶏肉よりも安いレベルの激安価格です。こんなに安くて大丈夫なのか……?

マンボウの身質は意外としっかりしている!

切ってみると、意外にも しっかりとした身質 で、見た目は筋肉質な感じ。柔らかそうに見えて弾力があり、プリプリした手応えがあります。

「これは、もしかして結構いけるのでは……?」早速、いくつかの料理に挑戦してみました!


① マンボウのさっぱりポン酢和え(クセがなくて食べやすい!)

マンボウは淡白な味わいなので、シンプルにポン酢でさっぱりと仕上げました。

作り方

  1. マンボウの切り身を一口大にスライスする。
  2. 鍋に酒と水を入れて沸騰させる。
  3. スライスしたマンボウを入れ、さっと湯がく。
  4. 氷水にさらして冷やす。
  5. ネギを散らし、ポン酢と生姜をかけて完成!

実食レポ

プリプリした食感で、クセはほとんど気にならない!

さっぱりしているので、 魚が苦手な人でも食べやすい味 です。

② マンボウの照り焼き(煮付け風になってしまった…)

照り焼き風に焼こうと思ったのですが、 水分が多く出てしまい、最終的に煮付けになりました…

作り方

  1. マンボウの切り身を適当な大きさにカットする。
  2. 鍋に油を熱し、マンボウを軽く炒める。
  3. 火が通ったら 砂糖・みりん・酒・醤油 を加える。
  4. 弱火で煮詰めながら、タレを絡める。
  5. 仕上げにお好みで生姜を加えて完成!

実食レポ

・食感は 鶏むね肉に近い 感じで、淡白な味わい。

・魚の旨味というより、 独特の食感 を楽しむ感じ。

・くさみは ほんのり気になる けど、 生姜を入れればOK

・ただし 肝はクセが強く、私は苦手でした…

ちなみに、我が家の3歳児は 「もっと食べる!」 と気に入っていましたよ!


マンボウの栄養価は?実は高タンパク&ヘルシー食材!

マンボウには オメガ3系脂肪酸(DPA)DHA が含まれており、健康にも良いとされています。

さらに、肝臓には コエンザイムQ10 も含まれているそうですが、食品成分データベースには未掲載でした。

ただし、 低カロリー&高タンパク であることは間違いなさそうです。

筋トレしている人や、ヘルシーな食生活を心がけている人にぴったりかもしれませんね。


マンボウってどんな魚?生態を簡単に解説!

マンボウは 温帯~熱帯の海 に生息し、 海の表層をプカプカ漂いながら生活 しています。

エサは クラゲやオキアミ などで、食物連鎖の上位にいないため、 水銀などの汚染リスクが低い のも特徴です。

ちなみに、大きな個体は 体長3メートル・重さ2トン超え になることも!


マンボウはどこで買える?流通量は超レア!

マンボウは 狙って獲る魚ではなく、網にかかったものが流通するだけ

そのため、市場には めったに出回らない超レア食材 です。

一般的なスーパーではほぼ見かけませんが、 専門の鮮魚店 では販売されることがあります。

また、 東北地方や千葉県 など、一部地域では 日常的に食べる習慣があり、スーパーにも並ぶことがある そうです。

見つけたら、ぜひ一度試してみてください!


【まとめ】マンボウは淡白&プリプリ食感のレア食材!

というわけで、最後に今回のマンボウの特徴をまとめます!

  • マンボウは100gあたり約70円!鶏肉よりも安価な超コスパ食材
  • 身質はしっかりしていて、プリプリとした弾力がある
  • ポン酢和えはクセが少なく食べやすい!
  • 照り焼き(煮付け)は淡白な味わいで、鶏むね肉っぽい
  • 肝はかなりクセが強く、好みが分かれる
  • オメガ3系脂肪酸やDPAが豊富で、低カロリー高タンパク!
  • 東北や千葉では食べる習慣があるが、一般流通は少ない
  • 鮮魚店で見つけたら、ぜひ試してみる価値あり!

ということでした。

マンボウ、意外といけるかも!?みなさんも見つけたら、ぜひチャレンジしてみてください。