なぜかあまり報道されていない、スルメイカの大不漁。
サンマが不漁、というニュースは何度となく聞いています。
サンマは秋の味覚として、人気がありますからね。
ところが同じく秋に大きくなるスルメイカが大不漁なのはあまりニュースになりません。
スルメイカの不漁はニュースにしても視聴率を取れないからでしょうか。
報道されないので、お客様からは「スルメイカが獲れないのは知らなかった!サンマが獲れないのは知っているけどね!」という声も。
やはりサンマと違ってちょっと地味なのかもしれません。
しかしスルメイカを使った加工品の豊富さはサンマの比ではありません。
ざっと挙げてみると
- 干しスルメ
- いかの刺身
- 塩するめ
- イカ塩辛
- さきいか
- 丸干しいか
- いかの沖漬け
- いかせんべい
などなど、多すぎて逆に思いつきません。
なんでも美味しいというレストランよりも「うちは味噌ラーメンに命かけてる!」というラーメン屋さんのほうが入りたくなります。
サンマはそういう一途(いちず)な感じがあるのでしょうかね。
とにかくもっともっと、するめいかの不漁を報道してもらいたいです。
サンマの水揚げ量なんて、するめいかの水揚げ量に比べたら大したことはありません。
だってサンマが日本全国で食されるようになったのは冷蔵技術が発達してからですからね。
スルメイカは干しスルメにしてしまえばかなり保存がききます。
それに日本中で水揚げがあるので、とても身近な魚のはず。
もっとスルメイカを報道していただきたい今日この頃です。
スルメイカは養殖出来るのか?という問いに答えた記事もご参照ください。