鮭の年齢はどうやってしらべるのでしょうか。

大きさ?体重?いえいえ、ウロコを調べるのです。

鮭の年齢はウロコを調べると分かる!

鮭はウロコが年輪のようになります。

その年輪を数えると鮭の年齢が分かります。

鮭は春の成長期にウロコの成長も早まるので、模様が変わります。

この変わった模様の数を数えることで、年齢が分かります。

川に帰ってくる鮭は4年魚、5年魚が中心ですが、3年魚や6年魚も混ざります。

6年魚は当然大きくなります。

2年魚ってのもたまにいます。早熟なのがいるのはどこの世界でも同じですね。

ちなみに未熟な若い鮭の体重が増え、脂が乗ったものが鮭児(けいじ)と呼ばれる超高級品です。

鮭児は生殖器が未発達なのに、体重があるので、とっても脂がのっています。

こちらは時さけのような風味があり、とっても脂が乗っています。

kgあたり数万円という、松阪牛も真っ青な価格となっています。

普通の切り身が一切れ2000円なんて、高すぎです。でも食べてみたい!

鮭の出身地を耳の骨に刻み込む!

話はそれましたが、鮭がまだ小さい時の温度管理によって、耳の骨に独特の文様ができるそうです。

人工ふ化したあとに特殊な温度管理をして、骨にいわばナンバリングを打って、ここの川から旅だった証明にするのです。

例えば0℃(温度は適当です)で2日間育てると、2日分成長が遅くなります。そのあと10℃で2日間育てると、その間、急速に成長します。

骨の年輪を3つ付けたものが、どこどこの出身、4つ付けたものがどこどこの出身、などと、親になって戻ってきた鮭の耳の骨を調べると、バーコードのようにどこの川の出身か、判別できるそうです。


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鮭の出身地を調べてわかること

それでは鮭の出身地を調べると、何がわかるのでしょうか。

実はコレを調べると都合の良いことや悪いことが、いろいろなことがわかります。

北海道で獲れるめじかという鮭が実は新潟県で生まれた鮭だったり。

ときしらず(時さけ)がロシアのアムール水系で生まれた魚だったり。または北海道生まれだと分かったり。

元来、ときしらずはロシアのアムール水系で生まれた魚、と言われてきました。

しかし最近の研究で、時鮭の出身地を耳の骨で調べると、北海道で放流した鮭もいる、ということが分かってきました。

ロシアはもともと時鮭に関してはアムール川出身で、秋にロシアに戻ってくる前、春先に日本で漁獲されてはたまらない。なので協力費を払いなさい、といっていました。

しかし実は時鮭が北海道生まれだった、ということになると、その前提が崩れてきます。

また、昨今北海道や三陸で水揚げの良いサクラマスですが、実はロシア出身だった、という可能性も出てきたそうです。

それが公になると、またロシアに協力費をとられるので、そっとしているそうですよ(笑)。

なので出身地を調べると、良いことや悪いことがあるのですね。