どこのお店でも会社は利益を追求するもの、と言います。
しかも利益率を追求というところと利益額を追求するという2パターンがあります。
利益率を追求するのはそれはそれで単品あたりの管理ということで良い部分もあるでしょう。
ただ一つ考えなきゃいけないのは損益分岐点を交えた後は利益の世界だということです。
つまり 固定費をペイできたなら、その先は利益の世界になるはずです。
それを忘れて利益率だけを追求するのはもったいない。
航空会社なんかは前もって予約いただいたお客様の席を確保しそこで利益を、原価を確保します。
つまりそこで燃料代や人件費などをペイしてしまうんですね。
あとは 開いた席は多少安くても 埋れば埋めただけ利益になりますから値引き販売されたりします。
そんな航空産業と一緒で 固定費が捻出できれば後は利益の世界、というのもまた真実なのではないでしょうか。
ようはメリハリです。
利幅の取れる商品は おもいッきり利益幅を取る。もう ずるいぐらに。
競合のないものはそれでいいんす。
そこで固定費をペイできたなら競合他社に負けないように勝負する。
価格を安くだしても良いのではないかと私は考えています。
ただ気をつけなければいけないのは安いものだけ拾い買いされてしまうと こちらはまったくの利益になりませんので、そこは バランスを気をつけなきゃいけないですけども。
そんなときは自社の得意なもので思いきって勝負するのがいいかと思います。