こんにちは!フィッシュコーディネーター( @osakana_neta )です。
エゴ草をご存知ですか?日本海側で利用される海藻です。今日はそんなエゴ草についてみていきましょう。
エゴ草はエゴノリを乾燥させたもの!
エゴ草はエゴノリという海藻を乾燥させたものです。いご草とも呼ばれます。
エゴノリは学名はCampylaephora hypnaeoidesというそうです。読めませんけどね。
真正紅藻綱イギス目に属する紅藻の1種とのことです。近縁種にはイギスがあるそうです。
ネバネバした多糖という物質が多いそうです。このネバネバを利用して固めて食品を作ります。
エゴノリの産地は?
エゴノリは日本海側沿岸、佐渡島、青森県深浦町、中泊町、外ヶ浜町の日本海側で多く収穫されています。
エゴノリは大型の海藻にくっついて成長する
エゴ草は、赤い色をしています。糸状の塊になっています。乾燥させると黄色くなってきます。昆布やホンダワラなど、大型の海藻にくっついて成長するそうです。
エゴ草はほとんど天然
エゴ草はほとんど天然原料に頼っているそうです。
養殖も行われたそうですが、あまりうまくいきませんでした。
そのため天然のみが流通しています。価格も安定しませんね。
エゴ草の栄養
エゴ草は食物繊維が豊富です。また、カルシウムが豊富なことに加え、貧血予防に有効なビタミンB12、止血や骨粗しょう症予防に効果があるビタミンKなどが含まれているため、健康食品としても注目されています。
参考URL青森のうまいものたち
エゴノリの別名は?
エゴノリの別名としては
- エゴ
- イゴ
- エゴ草
- イゴ草
などと呼ぶそうです。
エゴノリの食べ方
エゴノリは、煮溶かして冷やし固めてところてんのようにして食べます。
細長く押し出すこともあれば短冊など食べやすく切って酢味噌などで食べます。
エゴ草を買える場所は?
エゴ草は青森県から新潟県までのスーパーマーケットや土産物店、お魚専門店で購入することができます。
オンラインショップなどでも購入することができます。例えば、Amazonでは糸島産のエゴノリが販売されています。
エゴ草とはエゴノリを乾燥させたもの・まとめ
というわけでエゴ草についてみてきました。
まとめると
- エゴ草はエゴノリという海藻を乾燥させたもの
- エゴノリは日本海側沿岸などで収穫されいる
- 養殖はうまくいかず、天然のエゴ草が流通している
- エゴ草は栄養価が高い
- エゴノリはエゴやイゴと呼ばれることもある
- 煮溶かして冷やし固め、酢味噌などで食べる
- 産地のスーパーマーケットや土産物店、お魚専門店、オンラインショップなどで入手出来る
ということでした。
ご参考になさってくださいね!