最近何かと注目されている魚のすり身を使った製品。
林修さんのテレビ番組「今でしょ講座」でもカニカマの栄養素が注目されました。
魚のすり身は栄養満点!
カニカマの栄養素が喧伝されていますが、そもそもカニカマは魚のすり身です。
なので、魚のすり身であれば同じような栄養素を補給できると考えられます。
また、すり身はつなぎに卵白を使います。
元々タンパク質の塊なんですがさらに卵が入ることで 卵の栄養も取れる食材です。
そのため、魚の練り物は、たんぱく質のかたまりといえます。
魚をすりつぶしているので消化にもよいとのことです。
練り物を使った料理はバランスが良い
またおでんは野菜やがんも(豆腐ベース)、こんにゃくなどとてもバランスの良い料理です。
免疫力を高める最強食材、と番組でも取り上げられていました。
https://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/osarai/0010/
ただし練り物は塩分が多い
ただし気になるのが塩分です。
かまぼこやカニカマ、さつま揚げの粘りを出すために塩を入れています。
この塩分が結構多いんですよね。
最近では 他の塩化物を利用した減塩の商品も出ています。
それでも すり身に対する割合が8%とかなりの量です。( 製品によって比率は違います)
自家製の生すり身がベスト
漁師町などでは余った魚を魚屋さんのバックヤードですり身にしたりしています。
そしてそういうところでは 塩も卵も何も加えないすり身が販売されている時もあります。
そういうものであれば塩分を気にせずに使うことができます。
とある漁師町の魚屋さんに聞いたら「うちのすり身は卵も塩も何も入れないよ。入れるとお客さんに怒られちゃうからね。」と言っていました。
お客さんが自分の家庭の味付けをするので、お店では 何も加えないそうです。
つまりただ魚をすり潰しただけで出しているそうです。
お店の手間は結構かかる
お店では魚の 頭を取って内臓を出しうろこを取りそれからすり身にするそうです。
だから結構手間がかかるそうです。
だけどお客さんが喜んで買ってくるので たくさん魚が取れた時などはこうやって生すり身を作っているそうです。
これが本当に純粋なすり身です。
多少魚臭い ものもあるかもしれませんが生姜やネギなどを入れれば臭みが取れます。
メギスのすり身を販売するところもある
私の知っているスーパーではメギスという魚を内臓を取り、骨ごとすり身にしています。
これをつみれ汁にすると絶品です。
骨が歯にあたるのですが、それがまたたまりません。
魚を皮ごと、骨ごと加工しているので栄養満点です。
こうやって自分で味付けしたものはとても美味しいのでそういうすり身を見つけたら是非買ってみてくださいね。
ちなみに値段は結構安価に売られていますよ。