秋になると美味しくなるモクズガニ。
どうやら上海ガニの近縁種ということです。
どちらの味も似通って美味しいそうです。
それなのに上海ガニのは有名でモクズガニはマイナーですよね。
それで今回は魚屋さんにモクズガニが売っていたので、買って食べることにしました。
上が買ってきたモクズガニのオスです。
なんと、生きたまま販売されていました。
なんでも昨日の夜、逃げ出して二階の事務所にいたとか!
凄い元気ですね!
モクズガニで味噌汁仕立てにして食べる
今回はモクズガニで味噌汁を作りました。
元気が良すぎて洗えないので、一度湯通ししました。
それから水から茹でていきます。
気をつけたいのは寄生虫です。
カニは肺に寄生する恐ろしい寄生虫がいます。
なのでしっかりと加熱します。
途中でネギとエノキも入れてみました。
十分に加熱したら火を止めて味噌を入れます。
それでモクズガニの味噌汁仕立ての完成です!
モクズガニの味はまずい?いや、美味しいです!
モクズガニは泥臭い、という話も聞きます。
なのでまずいかも?と思いまして、少量だけ買いました。
結果、めちゃくちゃ美味しかったです。
泥臭くもありませんでした。
特に味噌が美味しいですね。濃厚でクリーミーです。
また、ダキと呼ばれる、肩肉も美味しいです。
ここは殻ごとムシャぶりついて身を食べます。
これも味があって美味しいです!
モクズガニの味はズワイガニと毛ガニの中間?
モクズガニの味はというと、ズワイガニと毛ガニの中間のような味です。
ズワイガニよりも濃厚で味があります。
まあ、ズワイガニは独特の旨味があり、どちらが美味しいか?といわれると難しいですね。
ズワイガニのほうが食べごたえがある分だけ好きですかね。
でもこの値段で味わえるカニとしてはピカ一です!
モクズガニは泥臭くない?
モクズガニは泥臭くないのでしょうか?
魚屋さんに聞くと、「真水でしばらく育てるとドロが抜けるよ」とのことでした。
販売していたモクズガニは水を何日か換えていたそうです。
そのため「水が澄んでいるからもう大丈夫だよ」とのことでした。
実際泥臭さはまったく感じませんでした。
また、川で取るモクズガニは泥の臭いが強いといわれます。
実際私の弟も川で獲れたモクズガニを食べて、「独特の臭いがあり、もう食べなくていいかな」と言っていました。
ただ販売されているものは海や汽水域で穫れたものがほとんどです。
モクズガニは子供の頃を川で過ごし、産卵期になると海に近づきます。
秋の頃に汽水域に入ります。
それでその頃がいちばん美味しいのですね。
しかも汽水域で泥臭さがある程度抜けます。
そしてお店によっては泥抜きしていてくれるところもあります。
こうすると、私は泥臭さは感じませんでした。
モクズガニの値段は?
モクズガニは地元の魚屋さんでオスが1尾小100円、大250円でした。
大きい方が味噌があって美味しいよ!とのことで、大きなものを買いました。
メスは販売してなかったです。
オスとメスの味の違い
メスは内子が美味しいですし、オスは卵に栄養を取られない分、味噌や身が美味しいです。
どちらも違って美味しいですね。
モクズガニはどこで手に入る?通販もあるよ
モクズガニはどこで手に入るでしょうか。
秋なら魚屋さんや鮮魚コーナーで販売しているかもしれません。
探してみてくださいね!
でも見つけられない場合はAmazonでも販売しています。
こちらはきれいな水で育て、かぼちゃをエサにしているそうです。
これなら泥臭さも安心です。
モクズガニまとめ
というわけでモクズガニについて見てきました。
まとめると
- モクズガニは上海ガニに近い味
- モクズガニを味噌汁にして食べた
- モクズガニは美味しかった!
- 値段はオス1尾100円から250円
- 秋になると魚屋さんや通販でも買える
ということでした。
魚屋さんで売っていない場合は通販で取り寄せてみてくださいね!