食品業界における、滞留在庫とは

動きのない在庫、という意味です。

仕入れたけれど売れずに一定期間すぎた商品在庫のことを言います

この一定期間というのは各社色々と基準があると思います。

仕入れたけど売れない、というのも各社基準があると思います。

一定期間仕入実績がないが在庫が残っているものをいう場合もあるでしょう。

一定期間販売実績がないものを大量在庫という場合もあるかもしれません。

その辺は各社の基準が色々あると思います。

いずれにしても 動いていない在庫のことを滞留在庫と呼んでいます。

なぜ滞留在庫がいけないのか

なぜ滞留在庫がいけないかと言うと

  • 資金が寝ている状態になる
  • 賞味期限が迫ってくる
  • 陳腐化する

ということが挙げられます。

資金が寝ていると資金繰りが悪くなります。

また、食品において賞味期限というのは大切な要素です。

これが短くなってくると最悪捨てることになります。

なので早めに販売することが必要なんですね。

陳腐化する

陳腐化するというのもあります。

特に昨今は極端な流行とその後の落ち込みの落差が大きいです。

そのため在庫は早めに売ってしまうことが必要です。

また季節の移ろいで食品の売れ行きというのは随分変わります。

そのため 動いていない商品を見つけて早めに販売する売り切ってしまうことが求められます。

なぜ滞留在庫になるのか

なぜ滞留在庫になるのでしょうか。

  • 仕入れ量が多い
  • 販売力が弱い

というのが主な理由です。

そもそもなぜ仕入の量が多くなるのでしょうか?

  • 欠品をおそれる
  • ロットが大きい

この2つに集約されると思います。