餌を探している魚を狙う
餌を探している魚というのは比喩ですが商品を探しているお客さんにきちんと対応する というのが売上を伸ばす一つのコツと思いました。
というのも先日あるメーカーに 商品を提案依頼したのですがなかなか返事が来ません。
2、3日たって催促してみたのですがどうも歯切れが悪い。
忙しいのは分かるのですが こっちは餌を探している魚のようなものです。
エサを探している魚狙う。
そういう お客さんにきちんと対応していけば売上というのは作れるのではないかなと思うんです。
逆にプレゼンテーションというのはあまりうまくいきません。
お客さんはプレゼンをすると言われただけで心を閉じてしまいます。
聞いてやろう、という、半ば上から目線で聞いているわけです。
そこから商売に繋げるには結構大変なんですね。
逆に「こういうのないかな」 とか「これを見積もり出してくれ」と言われた時は本当はチャンスなんです。
営業マンや販売員は自分の売り込み によって 売上を伸ばしたいという気持ちがあります。
自分の力で、自分のトーク力で売上を作りたいんですよね。
私もそういう一人なのですですが。
先ほどのように餌を探している魚に餌を与えてあげるという手法を軽視しがちです。
ですがこの手法は売上を上げるための強力なツールなんです。
実際トップセールスマンというのを研究してみると割と問い合わせのあったものに対してきちんと対応している人が多いです。
これは統計的にそういう 出てきた数字ではなく私の身の回りにおいては、という話です。
もしかしたらレベルが低い のかもしれません。
でもあんまり難しいことを考えずに愚直にお客さんに対応していくだけで売上を上げることができるというのは 何かヒントのようなものがありますね。
投資の世界でも「難しいところで取る必要はない。簡単なところでとればいい。」と 言う話があります。
本当にその通りで難しい局面で はある意味ハイリスクハイリターンです。
そういう局面では確かに楽しくていいのかもしれませんが実績を上げなくてはいけないプロとしてはそれではダメなんですね。
やっぱりコンスタントに実績を上げて数字を作っていかなければいけない。
どうすれば成功率の高い 商売というのを考えて生きなければならないと思うのです。
その後、このメーカーからは一週間経っても返事が来ないので、止めました。