こんにちは!
流通業界に携わり、トラック乗りの方々とも交流が深いと独特の言葉を聞くことがあります。その一つがスライドです。
車同士でのスライドとは?
以前「昨日あそこでスライドしたよね?」と言われて「スライド?」と聞き返したことがあります。スライドって一体何でしょうか?
スライドとは車同士がすれ違うことです。これは正式な言葉でも何でもないのですが、スライドと言うとトラック乗りの間では「すれ違う」という意味になります。
車同士のスライドはどんなときに使うのか
道路上ですれ違う場合をスライドする、といいます。
場合によっては右折車線で止まっている車を追い越した時もスライドと言います。
もともとスライドは無線用語で「すれ違った車」!
もともとスライドとは、無線用語で“すれ違った車”という意味だそうです。
ヤフー知恵袋参照
もともとスライドは「滑ること・滑らせること」
辞書によるとスライドは「滑ること・滑らせること」とあります。
トラック乗りは道で仲間に合うと嬉しい
トラック乗りは道ですれ違う仲間達と手をあげたりして挨拶をしています。私もたまに乗るのですが、道で仕事中の友達とか仲間とすれ違うと、妙に嬉しいんですよね。あいつも頑張ってるな、俺も頑張らなきゃ!という気分になります。
だからわざわざ後から LINE で「さっきスライドしたね」とか連絡したり、されたりします。
昔は無線で「スライドしたよ」って言ってたんでしょうね。最近では LINE なんですね。もちろん運転中の携帯電話の使用はいけませんよ!
無線用語のスライド、実は規定外のパワーかけた無線機同士がスレ違う際、
お互い送信(話す)状態のままだと壊れる場合があるため、無線のアンテナ
を上げた者を見ると怖くて「スライド!」と言ってマイクから手を離す(送信をヤメる)のです。
その頃の名残(クセ)から対向車をよく見てるし、看板(何ch.の人か)を
確認しながら走るのがトラック乗りの定番であり、楽しさでもあるのです。
今でも少数ですが違法無線やってる人はいるし、仕事に活かしてる(言い訳)人もいます。
でも違法なので捕まったら無線機の没収と罰金もあるので割に合わない昭和の遊びです。