人間は必ず摂取しなければいけないタンパク質量が決まっていますよね。
大体体重1キロあたり0.8グラムです。
https://www.ajinomoto.co.jp/aji/magazine/article06.html
味の素のサイトより
体重50キロの人なら40グラムくらいが目安のようですね。
スーパーの売り場は、ある意味栄養素の売り場、と言えます。
ところで、たんぱく質40グラムというと、食品で摂るとどのくらいでしょうか。
鶏の胸肉を100グラム食べると、大体22グラムのたんぱく質が摂取できます。
また、鱈などの白身の魚を100グラム食べると、20グラム位のたんぱく質を摂取できます。
ということは50キロの人は、鱈や鶏などを200グラム位食べる必要がある、とも言えます。
もちろん納豆や、米、その他の野菜にも意外とたんぱく質が含まれるので、すべて動物性たんぱく質を食べる必要はないのです。
ただ、たんぱく質を摂取する必要があるのは確かです。
これを 何でとるか。
大豆たんぱくで取るのか豚肉で取るのか牛肉で取るのか。
それとも魚でとるのか。
という話です。
100グラム当たりの価格を考えた場合に やはり コストパフォーマンスで一番タンパク質を安く取れる食品を購入するのは当然のことです。
そして毎日家族に摂取させるたんぱく質を選択しているのです。
そう考えていくとお客様は毎日、 100グラム 70円くらいから 400円ぐらいの間で、お客様の気持ちが揺れるのです。
最近では栄養表示が義務づけられました。
これを見ると、安いけどたんぱく質が少なく、炭水化物の多いちくわ、なども解ってしまいますね。
だから、そういう情報も含めて、売り場担当者、関係者は勉強しなくてはなりません。
ちなみにたんぱく質はダイエットにも欠かせません。
ダイエットには、体の代謝量を上げて、摂取カロリーを下げる必要があります。
運動して、食事改善ですね。
ただ運動や食事量を減らすだけだと、
たんぱく質不足で、筋肉が分解される
↓
筋肉が落ちる
↓
代謝量が減る
↓
太りやすい体質になる
という流れで、逆効果です。
というわけで、たんぱく質はダイエットにも必要なのですね。
脱線しまさたが、
売りたい商品の美味しい食べ方、一番美味しい食べ方を提供していく。
そのためには売る人がその商品に愛着を持っていなくてはいけません。
だから、売り場には、担当者の好みが反映されるのです。
そして、これを私は肯定的にとらえています。
意外と主婦の皆さんで食べ方を知らないんですよね。
だから、聞かれたら即答出来た方がいいですね。
年末になると身欠きにしんの食べ方や数の子の食べ方という記事がトップに入ってきます。
それだけ皆さん 検索をして食べ方を調べているんですね。
ということは、売り場で得体の知れないものは買わないということですよね。
そういう需要のないところに 食べ方を教えて 興味を持たせる。
こういう販売が必要になってきます。