トチ魚(ヒメジ)ってご存知ですか?食べてみました

新潟県糸魚川市のスーパーで、トチ魚(ヒメジ)という魚が販売されていました。

トチ魚(ヒメジ)とは?

皮が赤く、身は白身の魚です。

画像検索すると、長い髭があるのですが、私が買ったものには髭が見当たりません。

と、思ったらアゴの下に隠れていました。

たしかに黄色いヒゲがありました。

干物のトチ魚にヒゲが見えます
干物のトチ魚にヒゲが見えます

泳いでいる時はわかるのかもしれませんね。

大きさは小さいと5センチくらい、大きいものは10センチくらいです。

小魚、と言えますね。

トチ魚の価格は?

トチ魚は全国で流通する魚ではありません。

ローカルで消費される魚です。

私が買ったのは小さめのトチ魚で、150グラムくらい入って180円でした。

大きめの、ものは200グラムくらい入って280円でした。

大きいものの方が重量換算でも価格が高いですね。

干物も買いました。

こちらは100グラム98円(税別)でした。

トチ魚(ヒメジ)の味は?

色々な魚屋さんいわく、「皮が赤くて、白身の魚は大体美味しい」とのこと。

確かにその法則は当たっている気がします。

トチ魚を食べてみた

で、早速トチ魚を食べてみました。

調理は以下の方法でやってみました。

塩焼き

大きいものは塩焼きが美味しいです。

ウロコが結構ついているので包丁のミネでこそげ落とします。

塩をふって焼きます。

身離れがよく、クセのない味です。

唐揚げ

唐揚げも美味しいです。

もっとも、何でも唐揚げにしたら美味しいですけどね。

一回目は頭付きのまま、調理しました(以下の画像は一回目のものです。)

頭を手で千切り取ります。

頭は固いので二回目の調理の時は取りました。

この時、内臓も一緒に取れます。

内臓は臭みがあるので取り除いた方がいいです。

ザルに入れて良く洗います。

この時、ザルにこすり付けるようにすると、ウロコが取れます。

水気を切って、塩、コショウで下味を付けます。

唐揚げ粉があればいいのですが、無いので片栗粉をまぶします。

フライパンに油を1.5㎝ほど入れて加熱します。

ピチャピチャと油がハネてきたら、トチ魚を投入します。

油がはねるので蓋をしました。

仕上げにパセリ粉など振りかけ、完成です。

トチ魚の干物

トチ魚は干物にすると美味しいらしいです。

塩を振って一夜干しにしてみたいです。

また、カチカチに固くなるまで干したものも販売されています。

このあたりも食べたら追記したいと思っております。

と思っていたら、前述の通り、早速手にいれることが出来ました。

さっそく焼いて食べてみました。

ほろ苦く、普通の干物の味でした。

おいしいですが、個人的にはメギス(ニギス)の干物の方が好きです。