もしもしピットってなぜ電波弱い?
私は車に乗って営業をしながら色々なところを回っています。
そうすると当然携帯電話に電話がかかってきます。
でも運転しながら電話をして、おまわりさんに見つかると罰金です。
私も取られたことがありますよ。
まあ、もちろん危ないですので運転中の携帯電話はいけませんよー。
もしもしピット、電波弱い!
というわけで、安心して安全に携帯電話を使えるスペースとして、もしもしピットが国道沿いに整備されています。
携帯電話を使うならここで使いなさい、というスペースです。
でもこのもしもしピット。広くて車を停めやすい 場所に限って電波の入りが悪いんですよ。
電話がかかってきて、通話するときはいいんですが、こちらからかけるときはつながらないことが多いんです。
国道8号線、それも糸魚川方面だけの問題かなあ。
糸魚川方面の国道8号線は一方は海だし、一方は切り立った山(崖)だったりするしでもともと電波 弱いんですけどね。
だれも建物を建てない不人気スペース、例えば崖を迂回したカーブとかには当然電波も弱いです。
崖に寄り添っているだけあって。
もしもしピットってのは僻地でだれも建物も建てないようなスペースにあったりします。
僻地だから、もしもしピットを作りやすいのですね。
ソフトバンクに言えばすぐにアンテナ立てそうな気がします。
だから僕もあんまり使わないんですよね。もしもしピット。
皆さんはどうですか?
もともと道路を作るときに携帯電話の存在はなかったわけです。
道路で携帯電話をかけるということを考えずに空いたスペースに作ったのがもしもしピットです。
他の省庁の手前もしもしピットを作っておけば、道路で携帯電話を禁止、と言いやすいです。
ちょっと意地悪に考えちゃいますよ、実際に使う側からすれば。だってほんとにつながらないんだもん。
国土交通省(東北地区)によると「用地確保が需要であるが道路沿道に視点を向けると線型改良などにともない発生した閑地がところどころに見られる。・・・(略)十分な利用がされているとは言いがたい」とあります。
ほらやっぱり。開いたスペースを活用しただけじゃん。線形改良って田舎のグニャグニャ道をまっすぐにするってことだからもともと電波弱いんじゃないでしょうか?
利用状況も休憩半分、電話半分で十分に目的を果たしているかについては前述のとおり、国土交通省もハテナマークが点いているようです。
まあ、実験的に始まったのでしょうね。
何事もやってみなくては分かりませんからね。
ただ、休憩の人がいて、もしもしピットが使えない時もあります。
でも休憩ももしもしピットを整備した目的のようですね。
もしもしピットはなぜ出来たか?
それではもしもしピットはなぜ出来たのでしょうか。
国土交通省東北のページによると、
- 運転中の携帯電話、カーナビ使用による交通事故の防止
- 短時間休息などドライバーの利便性向上
- 道路に関わる緊急情報等の通報機会の確保
- 除雪車などのノロノロ車両の一時退去場所の確保
国土交通省東北地方整備局のページよりhttp://www.thr.mlit.go.jp/road/moship/seibi.html
携帯電話の使用だけではなく、休息でも使っていいんですね。
どんどん使って、安全な運転を心掛けたいものですね。