アラスカのずわいがに、オピリオ種の価格が上がっているため、日本の商社はバルダイ種に興味を示しているようです。

オピリオ種とバルダイ種は、同じずわいがになんですが、微妙に種類が違うんです。

オピリオは日本ではおなじみのずわいがに。

だいたいの日本人が「ずわいがに」と言ってイメージするのはこちらです。

対して「バルダイ種」は、日本人にはなじみのないずわいがにです。

実は数年前くらいにもオピリオ種が減産して輸入量が増加したことがあるので知っているかたもいらっしゃるかもしれません。

バルダイ種とは?

バルダイ種は日本の本州には生息していない、大型のズワイガニです。

バルダイ種はアラスカやベーリング海などに生息しています。

バルダイ種とオピリオ種と見た目の違いは?

バルダイ種はオピリオ種よりとげが多く、肩肉が大きめ。色はオピリオ種が赤みが強いのに対し、バルダイ種はオレンジっぽいです。

上がバルダイ種、下がオピリオ種

上がバルダイ種、下がオピリオ種

ご覧のとおり、バルダイ種はいつも見ているオピリオ種と比べると足が太く、トゲが大きいですね。また、肩肉がオピリオ種にくらべ大きいです。

写真だとバルダイ種の方が赤く見えますが、実際はオピリオ種の方が赤く、バルダイ種はオレンジ系です。

バルダイ種の味は?

バルダイ種は、身質がしっかりしていて、繊維が太い印象です。また、甘みが強く、美味しいですよ。ただ、大味と感じる人もいるようです。

かに料理店で、この「バルダイ種」をご指名で仕入れるかたもいらっしゃいます。

オピリオ種の味は?

オピリオ種は旨味があり、繊維が細く、繊細な味です。日本人にとっては「これぞカニの味!」感じでしょう。

バルダイ種の流通量

バルダイ種は2019年、2020年、ロシア、アラスカともに禁漁です。

参考記事↓

https://www.suiken-jp.com/report/201911_1.html

なので流通は大変少ないと思います。
2021年もおそらくほとんど日本では食べられないのではないか、と思います。

例年バルダイ種の水揚げ自体も少なく、ロシア、アメリカ、ともにオピリオ種の2割程度の量となっています。

日本への搬入が少ないので、数を集めるには苦労しているようです。

この際、バルダイ種とオピリオ種の味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。